都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

草野球必勝法②

草野球の試合の相手は、ほとんどの場合が初対面なので、お互いにデータがありません。 だから、重要なのは、スコアブックをつけることです。 自軍のデータを残して、シーズン終了後の納会の際の表彰選手を決めるためってのもありますが、もう一つは相手選手…

草野球必勝法①

小学生のころ、プロ野球の開始時間は夜の7時でした。 巨人軍V9の始まり、つまり昭和40年に『8時半の男』として一世を風靡した宮田征典投手は、7〜8回に登板していましたから、昔は試合時間が短かったんですね。だからの7時始まり。サラリーマンが仕事…

森喜朗研究⑧

『日本政治のウラのウラ』(講談社)では、名インタビュアーの田原総一郎氏が森喜朗のホンネを引き出しています。 以下は、文中で印象に残ったコメントです。 ・日本の官僚はだいたい一年か二年で異動になるので、任期中にミスをしなければいいわけですよ。 …

森喜朗研究⑦

総理の息子の接待疑惑で大騒ぎしておりますが、電波を所管する総務省は絶対的な力を持っているので、こんな話は他にも沢山あるハズです。 この仕組みを作ったのは当時郵政大臣であった田中角栄氏で、新聞社とテレビをくっつけて、それを支配下におこうと考え…

森喜朗研究⑥

五輪招致については、外交力というのが一義的な問題としてありましたが、次に考えなければいけないのは、集金力、つまりスポンサーの確保です。テレビCMなんかとはケタが違うので、広告代理店が真剣になりますが、相手側が大手であるほど、政治家の威光も借…

森喜朗研究⑤

昨日、ブログを書きながら思ったんだけど、田中眞紀子という人の言語能力は飛び抜けていて、これがお笑い芸人だったらR1グランプリでも優勝です。少なくともおいでやすより数倍面白い。 小池百合子都知事もそのセンスは双璧で、クールビズやら三密やら、コ…

森喜朗研究④

小泉純一郎氏が森氏の後釜を狙って総裁選に立候補したとき、応援演説に連れ回した人気者の田中眞紀子氏に対して、外務大臣のポストを与える密約を交わしました。 そのことを聞いたとき、森氏が外交だけは絶対にやらせてはダメだと忠告したにも関わらず、小泉…

森喜朗研究③

オリンピックの東京招致は、コペンハーゲンで開かれた2009年のIOC総会に始まります。 当時、東京都知事は石原慎太郎氏でした。森喜朗氏は、日本体育協会の会長として参戦したものの、2016年の夏季五輪はリオデジャネイロに決まります。開催候補地をめぐる国…

森喜朗研究②

だいぶ前の話ですが、勤めていた会社社長のもとで広報担当だったとき、評論家の田原総一郎氏の取材を受けることになりました。 私のボスは、周囲から拝まれんばかりに神格化されているほどのカリスマで、業界で誰も真似できないような発展を遂げたこともあっ…

森喜朗研究①

森喜朗氏が総理時代、アメリカ大統領と会談することになって、自分は英語が苦手だと言うと、外務省の側近から「ハウアーユーとミートゥー」だけはしっかり覚えておくよう言われました。いざ、顔を合わせると森氏が「フーアーユー?」と切り出し、ジョークだ…

145gの孤独

入社間もないサラリーマン時代、会社で草野球をやっていました。 ポジションは、みんながやりたがらないという理由でキャッチャー。試合に出られますからね。 チームは、弱いながらも数人の元エースだった高校球児がいて、その球を受けるのは、結構楽しい時…

コンテイジョン

週末に観た映画をもう一本、今回は苦手な洋画です。 人の顔を覚えるのが苦手な私は、それでも邦画だったら、そこそこ知った顔があるものの、外国人の区別は競馬で馬の顔を見ているようで、特に登場人物が多くなると大変です。加えて言葉の問題。字幕に注意を…

AX

伊達直人の場合、お金持ちで運動オンチの慈善家をよそおっていたので、孤児たちからは「キザにいちゃん」と呼ばれていました。だけど、本当の姿はプロレスラーのタイガーマスク。育ててくれた虎の穴への上納金を踏み倒し、次々に送り込まれる刺客と闘い続け…

東京原発

週末にU-NEXTで観た映画から、今回は『東京原発』を。 いやぁ、ビックリしました。こんな内容の映画を作ってしまったこと。この作品は、意外に知られていないと思いますが、それもそのはず、政治的メッセージがあまりにも強いからです。テレビで放映されるこ…

ハンカチ落とし

今はどうだか知りませんが、ファミコンゲームがなかった昔の子どもは、馬乗りとか大縄跳びとかはないちもんめとか、お金のかからない遊びを工夫してやっていました。 野球やサッカーなどのボールゲームと違い、こういう平和な遊戯は、終わりがありません。放…

教えてもらうもんじゃない

健康体と身体機能障害の中間のことをフレイル(虚弱)と言うんだそうです。 これは、日本老年医学会が2014年に提唱し始めた概念で、身体的機能や認知機能の低下が見られる状態を指しています。 コロナの影響で家に閉じこもり、ほとんど歩かなくなった人が増…

ロマンスの神様

弁護士モノのドラマを見ていると、必ず出てくるのが結婚相談所をめぐる詐欺事件です。 相手のプロフィールが明らかだと、手間が省けますからね。空き巣に留守を教えるようなもの。ターゲットを絞りやすいというのが、騙す側の最大のメリットです。 最近では…

スローフォワード

83歳森会長の辞任に伴い、後継指名されたのが84歳川淵チェアマンでしたが、密室で決めるのはおかしいとクレームがつきました。 確かに、同族経営じゃあるまいし、辞めさせられた人間が後継者を告げて去っていくというのは、あり得ません。 火中の栗を拾うと…

東京ばな奈

ひと昔前、東京土産の定番といえば、雷おこしか草加せんべいでした。 そんなに美味しいもんじゃないけど、安くて軽くて日持ちするのが人気の秘密です。 今みたいに、保冷剤がありませんでしたから、クリーム系なんてない。田舎の人は、嵩張るものを喜ぶ傾向…

JAZZ

近所のお蕎麦屋さんは、BGMでジャズを流しています。 要りますかねぇ?こういうの。店のイメージに合いません。 そう言えば、最近馴染みの床屋さんも有線放送のジャズチャンネルを契約しておりました。聞けば、重厚なリズムがいいらしい。アップテンポだと、…

Win-Win

テレビCMというものは、何度も見ていると飽きるので、半年に一度くらいの割合で新しく塗り替えられます。 その中で、長い間全く変わることなく続いているのがタケモトピアノです。 財津一郎氏自身が健康上の理由から、現場を離れて久しいのですが、20年以上…

AB型

ニュースキャスターの辛坊治郎氏がヨットによる太平洋横断にチャレンジするため、3月いっぱいで『そこまで言って委員会』のMCを降板するそうです。 とても分かりやすい時事解説の中に、ユーモアと辛口のコメントを混ぜ、人気者であっただけに残念です。 …

時代ということ

今から30年くらい前の話ですが、勤めていた会社の経営者宛てに、森喜朗氏から氷見産の寒鰤がお歳暮として届きました。 何故、そんなことを知っているかというと、私が広報部の社長担当だったからで、約10キロのクール便に秘書室は大騒ぎです。 なるほど、顔…

フーダニット

本を選ぶ際の参考にしているのが『このミステリーがすごい!』(宝島社)です。 みんながいいって言ってるんだから、期待してもいいんじゃないかってこと。 これは、国内部門と海外部門に分かれていて、海外部門で3年連続一位に輝いている作家がアンソニー…

パラダイムシフト

コロナの影響で在宅率が高くなり、空き巣の商売に支障が出ているんだそうです。 だから、犯罪件数が2割ほど減っていて、夜の街が閑散としているため、おまわりさんたちには比較的、平穏な日々が続いています。 代わって増加傾向にあるのが、家庭内暴力と児…

クーデター

意外な人気職種に自衛官が挙げられます。何と言っても親方日の丸、安定企業であることは間違いありません。独身時代は、寮生活でお金が貯まるので、結婚相手として人気があるのです。さほど責任のない、兵隊の話。 しかしながら、防衛大卒を始めとするエリー…

水のトラブル

築50年の実家の下水管が破裂し、トイレが使えなくなりました。 老朽化によるもので、建ててから50年ほど経過した家は、手当が必要になるものだそうです。 最近、「水のトラブル110番」と書かれた冷蔵庫にくっつくシールがポストに投げ込まれているのを見かけ…

カラスの親指

最近は見なくなりましたが、蛭子能収という漫画家は、ドラマや映画で引っ張りだこでした。 セリフは棒読みだし、表情の変化も少なく、演技から程遠いのですが、逆に言えば、誰にも真似できない自然体で、存在していることが他の役者の上手さを引き出していま…

投資対効果

知人のM子は、値段の高いものはいいものだと思い込んでいます。 だから、食品をスーパーで買うことなく、わざわざデパートに出かけて購入します。夫の稼ぎが良いので、価格を気にしません。高いモノは良いモノだと信じているのです。 なるほど、間違いはない…