都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

2021-01-01から1年間の記事一覧

女性の濃〜い化粧問題(2010/3/11分再掲載)

子供というのはアホだから、万能感のようなものがあって、大人に向かって「キーック!」なんてしてきます。場合によっては、自分が怪獣たちとも戦わなければいけないと考えている。 これに対し、ほとんどの大人は最初のうち、意に返しません。痛くないから。…

記憶がウソをつく!

対談本が好きです。 ジャンルの違う達人同士がお互いに敬意を表しながら、言葉を引き出していくのが、とても分かりやすいからです。 そういうのを読みながら、トップランナーというのは理解力に秀でていて、相手が投げてきたテーマを自分の世界の言葉に置き…

合理的にあり得ない

将棋の世界を人工知能が凌駕し始めたころ、プロのトップ棋士とAIとが闘う電脳戦というのが行われていました。 次々に敗れていくプロ棋士の中で、一人、人工知能の読み抜けを発見した阿久津八段が、単手数で勝利したことがありました。 いわゆるハメ手です…

かいーの(2015/1/19分再掲載)

値段の高いレストランへ行って、ワインを頼むとソムリエらしき人がやってきて、目の前でコルクを抜き、ちょっとだけグラスに注ぎます。「なんだ、なんだ?」と緊張感が漂うものの、状況からみて、これは飲んだほうがよさそうだと理解するわけです。 「いかが…

人を動かしたいなら「やれ」と言ってはいけない

久しぶりに小山昇氏の著書の中から『人を動かしたいなら「やれ」と言ってはいけない』を読みました。 小山氏は、中小企業経営者に対するカリスマコンサルタントで、一日36万円を支払えば(!)同氏のカバンもちとして同行できる権利を販売している究極の家庭…

検事の信義

キムタクの『HERO』を観ていると、検事という人が正義の味方で、自分の信念に基づいて貫いていくというところが勧善懲悪の水戸黄門であります。 実際には、業務に追われて一つひとつを精査する時間がなく、終わらせることこそが能力だとする評価らしいんだけ…

年功序列の体育会系

昨日のブログで、広島カープ初優勝時の12球団の監督について書きましたが、今はどうなんだと調べてみました。 年齢は、今季4月1日時点のものです。 ヤクルトスワローズ 高津臣吾 52歳 阪神タイガース 矢野燿大 52歳 讀賣ジャイアンツ 原辰徳 62歳 広島カー…

ひもの和助

沼津の漁港近くに『ひもの和助』という和食店があります。 干物専門の定食というのは珍しいので、ネット検索の上、訪ねてみました。 落ち着いた店構えは、飲食店というよりも老舗の和菓子屋さんといった佇まいで、一見さんを拒むような雰囲気です。 店内も独…

耐えて勝つ

貧乏球団と揶揄された広島カープ。草創期には、移動するための交通費を工面できなくて、大阪まで歩いて行こうなどとの逸話が残っています。 樽募金で、市民からのカンパを頼むなどして、なんとか球団を維持してきたので、有望な選手を集めることはままならず…

深謀遠慮

一昨年は野村祐輔、會澤翼に菊池涼介、昨年は田中広輔、今年は大瀬良大地、九里亜蓮、それに堂林翔太がいずれもFA権を行使せず、カープに残留しました。 一説には、佐々岡監督の説得が功を奏したとされておりますが、本当にそうでしょうか? サラリーマンの…

山正(ヤマショウ)

沼津というところは、漁港があるのでサカナが美味しいハズなんだけど、下関に比べて今ひとつ足りないような気がします。 干物だとか深海魚などが名物なのは、何か真っ向勝負を避けているようなところがありまして、刺身が頼りないんです。 何故でしょうね? …

禁酒法

批評家の東浩紀氏は、世の中が若い世代を中心に抑制的な方向へ流れていると分析しています。 例えば、法律で認められてはいるものの、タバコを吸う人は激減しており、吸えない場所がどんどん増えています。 コンビニには、エッチな雑誌を置かなくなりました…

さらにやばい日本史

中学の日本史のニシムラ先生は、授業の進行の副読本として旺文社の『よくわかる日本史』(和歌森太郎著)を使っており、その本の中のエピソードを引用していました。 偶然、それを書店で手にしていた私は、先生が使っていたネタをこっそり笑いながら聞いてい…

ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人 

コロナ禍におけるテレビドラマの演出は、さぞかしやりにくかったでありましょう。 登場人物にマスクを被せると、誰だかよくわからないからです。 だから、実際には使いません。 なので、リアリティがなくなります。困った問題。 だけど、小説は大丈夫です。…

どんぐり

先日行われた衆議院議員選挙では、立憲民主党が惨敗しましたが、その前の選挙では希望の党というのがあって、小池百合子都知事が代表でいたのがついこの間のこと。月日の経つのは早いものです。 このときの様子を安積明子というライターが『小池にはまって、…

ボジョレーヌーボ

お酒の値段については、日本酒や焼酎だと大体の原価が分かるので、お店側もそんなに無茶な乗せ方はできませんが、ワインの場合、素性がよくわからないため、ぼったくるチャンスが訪れます。味の違いと価格についての相関性が、ぼやけてますからね。店側の料…

ひとりも、死なせへん

夜中にTーVerをザッピングしていて、関西ローカルの『東野&吉田のほっとけない人』という番組で、尼崎の町医者である長尾和弘先生のことを取り上げていたのを見つけ出し、興味深く視聴しました。 この人が新型コロナのことで強く主張しているのは、現在二類…

ノーマンズランド

犯罪白書によれば、一年間に起こる殺人事件(未遂を含む)は900件前後だそうです。 全国の警察署の数は1,162ですから、そんなに頻繁にあるわけじゃないことが分かります。 ドラマを観ていると、年がら年中って思えるけど、現実はちょっと違うのかも。 そして…

本当はこわくない新型コロナウイルス

子供のころ、O -157なんて病気はありませんでした。 熱中症も最近のはなし。 いずれも免疫力の低下が原因だと本気で思っています。 だから、できる限りクスリを使いません。血圧が高ければ、食事と運動で解決を図るのが当たり前で、医者の指示に従って薬中(…

襲名犯

ミステリー小説の登竜門といえば、何と言っても江戸川乱歩賞です。 西村京太郎、森村誠一、東野圭吾、桐野夏生、池井戸潤… 歴代の受賞者には、なるほどと頷かせる錚々たる作家が並んでおりました。 これは、お笑い芸人なんかもそうだけど、定年がない業界で…

スポーツベッティング

テレビコマーシャルを見ていて、これは一体何の広告だろうと思うものが、だんだん増えてきました。 その一つが、エグザイルが昔流行った『ジンギスカン』の音楽に乗って踊りまくっているTIPSTARなるもののCMです。 これ、競輪アプリですと。 ん?調べました…

オセロ(2012/2/23分再掲載)

友人が大物ミュージシャンと不倫しているときに、どうやって忠告するかは難しいところです。盛り上がってるところへ水をかけるわけですから。そして、このとき、忠告する友人がどういう状態にあるかも大きな問題です。本当は、いろいろ聞いてもらいたい(ち…

お花摘み(2016/3/24分再掲載)

先日、お店の駐車場にクルマを停めた70歳前後のお客さんが、物陰に進んでから、いきなりチャックを開けて、放尿を始めました。 「ウッソー!?」 これは、昼間の出来事であり、用を足したその人は、何事もなかったように入店してきます。全然ダメでしょう、…

モテたい!(2010/4/13分再掲載)

毎年、100万人を超える赤ちゃんが産まれておりますが、実際には男性のほうが5パーセントほど上回って出てくるので、世の中がいびつになり、そのために結婚しない(できない)男性が多くなっています。そりゃ、そうですよね。毎年、3~4万人も余計に産まれ…

暴虎の牙

プレバトのおかげで少しだけ俳句がわかるようになりました。 たった17文字ではあるけれど、その中にどれだけ沢山の情報を入れられるかどうかは、立体感を醸し出すところにかかっています。 つまり、視覚聴覚嗅覚など、五感に訴えかけるセンスです。 その情景…

炎上商法

今週の『サンデーモーニング』のスポーツコーナーに張本勲氏が欠席しました。 少年野球教室への参加が理由ですが、今どきはリモート出演という方法があるので、不思議な気がしています。 新庄監督の誕生やプレーオフなどの話題に対し、何と言うかが注目され…

濡れ衣

国家権力がクロだとして突っ走ると、その結論を覆すことは難しくなります。 だから、法廷が決めた結論が100パーセント正しいわけではないけど、それが覆ることがないように、ざわざわするのです。 痴漢行為が一番多いんでしょうね。捕まってる率が低いし、冤…

濁点の謎

最近、「あ゛」という表記が出没していて、これを新しい日本語として認知する気配があります。 主として、足ツボマッサージを受けたときに発する奇声をテロップで流す際に用いられており、なるほどイメージ的には「あ゛〜」が近いように思います。言葉なんて…

自殺論

フランスの社会学者であるデュルケームは、その著『自殺論』で、戦争が自殺の増加に抑制効果があると言及しました。 明日にでも死ぬかもしれないという状況では、わざわざ死を選ぼうとしないということであり、そのことは後期高齢者に自殺が少ないのと同じ理…

信じよう

日本ハムの監督が、本当に新庄剛志氏と決まり、本日記者会見が行われました。 案の定、言葉が決定的に不足していて、爆笑問題の太田光並みの不完全燃焼ぶりでしたが、大きく違うのは、ネガティブを言わないところ。 皮肉っぽかったり、底意地の悪さが透けて…