都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

2023-01-01から1年間の記事一覧

論破力

ABEMAの無料チャンネルの中で『しくじり学園』でひろゆきが芸能人の相談に乗るってのをやってました。 私が見た回は、ゲストがTKOの木下隆行と子役俳優だった鈴木福です。 以前から、何を振られても即座に切り返すひろゆきの能力に感心しておりましたが、こ…

決戦は金曜日

ハロウィンほどじゃないけど、ブラックフライデーもアメリカからやって来た新顔のイベントです。 向こうでは11月4週目の木曜日に行われる感謝祭の翌日から始まるんだそうで、アメリカの小売店売上げがピークを迎えるらしい。そのため、いつもより仕事が増え…

勝手なカラス

自宅の周辺は、閑静な住宅街で庭のある家が並んでいます。 老人が多いこともあって、園芸に情熱を傾けているお宅がそこかしこ。時間がある人に向いている趣味ですからね。水遣りとか草刈りとかが、ちょうどいい運動になります。 そのせいで、小鳥が多い。質…

よいあき

冬の季節は日が暮れるのが早まるため、空き巣が増えるんだそうです。 在宅であるかどうかが家の灯りで一目瞭然なので、作業工程を端折ることができるからで、聞けばなるほどであります。 警察関係者の間では、このことを「よいあき(宵の空き巣)」として、…

ポイ活

バスケットのW杯を見ていて、そのスピード感に驚かされましたが、3ポイントシュートなど大逆転を演出するような得点の仕組みもまた、スリリングを加味させています。 2点ずつだと、同点止まりが多くなりますからね。 このあたり、引き分け試合が多いサッカ…

6ラン本塁打

中東や南アジアを拠点とする新プロ野球リーグ『ベースボール・ユナイテッド』が誕生しました。 意外なことに、中東では野球人気が高く、メジャーリーグの放送が流れていたりするほどで、来年秋には参入国を増やしてシーズン開幕させる運びとなっています。 …

埴生の宿

イングランド民謡に『埴生の宿』というのがあります。これは、「土壁の粗末な家」という意味で、他人から見たら貧しい家でも自分にとっては幸せな住まいであるということを歌ったものです。邦題は『楽しき我が家』。メロディーを聴けば、誰もが知ってるあの…

肝臓で感動

ラグビー観戦では、よほど準備のいい人でない限り場内で飲食ができないので、試合後は周辺のお店へ散って、反省会を行うことになります。 国立競技場のロケーションは絶妙で、最寄り駅が千駄ヶ谷・信濃町・外苑前・青山一丁目と分散されているため、うまく人…

早慶戦

11月23日は、雨が降る可能性が低い「晴れ」の特異日だと言われています。 ラグビーの早慶戦は、毎年この日に行われるようになりました。勤労感謝の日で休日だということもあり、両校のOBは旧交を温める機会だとしていて、試合後は神宮周辺のお店に集まるのが…

アンダースタンド(2018/1/30分再掲載)

昔、家庭教師のアルバイトをしていたときに、気づいたことがあります。それは、「わかりました」の話です。成績がいい子と悪い子は、「わかりました」の意味が違うということです。賢い子どもは、ことばどおりの意味で使っています。だから、わからないとき…

学習観の変遷(2021/10/24分再掲載)

教育については理論が系統立てられています。 最初の潮流は、たくさんの生徒を一つの教室に押し込めて、先生が一方的に授業を進めていくやりかたでした。学習の主体は教師で、生徒は次々に提示される問題に繰り返し答えていく。身体が自然に反応するまで反復…

プロ野球の新しい常識

日韓戦に勝利して有終の美を飾ったプロ野球ですが、ジャイアンツの凋落に伴って選手の意識が変わり、これまでの常識が大きく変化しているのを実感させるシーズンとなりました。張本勲や広岡達朗、あるいは落合博満でさえ時代遅れになったと思わせる現象が起…

かがみの狐城

それはもう当たり前の話なんだけど、今どきの中高生が何を大切にしていて、どんな風に考えているかは見当がつきません。 面白いと感じるものが違うし、楽しみ方の度合いも違う。 生まれたときから、便利なものが揃っているし、清潔に関するレベルがかけ離れ…

正欲

年初に読んだことをすっかり忘れておりました。朝井リョウの『正欲』を映画で復習です。 テーマはダイバーシティ(多様性)について。 人間の三大欲求は、食欲・性欲・睡眠欲とされておりますが、性欲に関しては奥が深く、さらに細分化ができるってとこを掘…

専業こども

中国の大学生の卒業者は、およそ1,200万人(日本は56万人)だそうです。 人口が14億人だから、その100分の1で1,400万人。なるほどのスケール感です。 だけど、いかに中国と言えど、一流企業は限られているので、そこへの就職は狭き門となる。 なので、大学院…

してはいけないこと

先日の『ホンマでっか⁉︎TV』では、ストレスについて取り上げておりました。 番組の中での「この10年のうちに、してはいけないことが一気に増えた」という話をしていたのが非常に興味深かったです。 典型的なのは、コロナ禍におけるマスク着用ですが、そのほ…

こんな感じで書いてます

女性エッセイストの草分け的存在は、林真理子と群ようこだと思います。 清少納言が日本初の随筆家だと見る向きもありますが、商業ベースに乗せたってとこで、二人の功績は大きい。 自分の頭で考えたことを自由に表現するってとこ、女性には遠慮みたいなとこ…

GODZILLA

国民栄誉賞を受賞した松井秀喜の現役時代の愛称はゴジラでした。 夏の甲子園大会における試合で5打席連続敬遠という怪物ぶりを称したもので、出来上がった身体といい、超高校級の存在感だったのです。 その桁違いを表現した言葉が『ゴジラ』であり、ゴリラ…

震える天秤

『古畑任三郎』のシリーズで、松村達雄が演じる親方様と呼ばれる村長さんが、絶対的な存在としてその村を仕切り、村人は崇め奉って、言いなりになるってストーリーがありましたが、そういう閉鎖性こそが田舎であって、権威にどんどん擦り寄っていくのが保守…

関ヶ原の戦い

昨夜の『どうする家康』は、関ヶ原の戦いでした。 日本史は、点を取る手段として、うす〜く勉強した学生時代だったけど、小学校の教科書以上を掘り下げる気がなかったため、ホトトギスの3人に対して斬った張ったで直接つながる武将以外、ほとんど知識があり…

お笑い係

私の小学校時代、学校でどうやってみんなを笑わせるかを一生懸命考えていました。 それは、『お笑い三人組』に始まって、『スチャラカ社員』『てなもんや三度笠』『シャボン玉ホリデー』『大正テレビ寄席』『笑点』などテレビの影響です。牧伸二に憧れてウク…

さらば、昴よ

何となく耳に残っている語彙だけど、使ったことがない言葉ってのは、たくさんあると思います。 言語学では、そういうのもちゃんと定義されていて「理解語彙」と言います。使ったことがあるのは「使用語彙」。 一般に大学生レベルの「理解語彙」が45,000、日…

ピグマリオン効果(2022/4/15分再掲載)

アメリカの心理学者にローゼンタールという人がいます。 彼は、児童を対象にテストを実施しました。最初には、ただの知能テストにもかかわらず「児童の成績が将来伸びるかどうかがわかるテストだ」と先生にウソを伝えたのです。その後「成長が期待できる児童…

運転が上手いとは?

○○が上手いという評価は、誰が決めたのかがわからないところが多く、言ったもん勝ちのような気がします。 スポーツのような順位をつけるような大会が行われたならいざ知らず、普通の生活の中での行為について、順位をつけるのは難しい。 家事全般について言…

千円弱

范文雀という女優をご存知でしょうか?ハン・ブンジャクと読みます。 『サインはV』というスポ根ドラマに、主役の岡田可愛のライバルであるジュン・サンダース役として登場したのを覚えている人がいるかもしれません。寺尾聰とちょっとだけ夫婦だったことも…

ボーダーズ

警視庁に『相棒』に出てくる特命係などという部署は存在しないんだそうです。 あったら面白そうだけど、縦割り組織の警察機構でその役目を全うするには、余程の上からの圧力がないと自由になんか動けません。 だからなんでしょうね、実際の犯罪捜査において…

レレレのおばあちゃん

「おー出かけですか?」 セリフはこの一本だけだったのが、『天才バカボン』に登場するレレレのおじさんでした。 ストーリーとは全く関係なく出現するのは、手塚治虫のヒョウタンツギや藤子不二雄のラーメン小池さんと並ぶ箸休めみたいな存在です。 おじさん…

適齢期

プロ野球選手がノリに乗っているのは、26〜30歳でありましょう。 スピードとスタミナのバランスが良い。いろんな情報の吸収力も一番あるころだというのは間違いありません。 メジャーで活躍するには、このタイミングを逃さないのが大事です。つまり、海を渡…

食べ物を変えれば脳が変わる

食品の中には、良いものと悪いものとが混在しています。 「美味しいものは、脂肪と糖で出来ている」というCMがありましたが、縁日の屋台っぽい味付けは、何だって美味しい。だけど、身体に悪い。 糖分や塩分、それに脂っこい食事の果てには、糖尿や高血圧が…

バ畜

世の中の人手不足は、状況がどんどん悪化しているようです。 仕事はあるんだけど、やる人がいない。 いや、仕事が欲しい年寄りはたくさんいます。だけど、多くの職種は若くなきゃダメなんです。 たとえば、スターバックスやマクドナルドがイメージを大切に、…