都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

カントリーライフ

満中陰

「これ、Aさんからのマンチュウインです」 事務所のWさんが、箱からクッキーを取り出しながら、社員に配っておりました。 マンチュウイン? どうやら、地元では常識のようです。 知らない人がいるということで、驚いていました。 早速、岩波の国語辞典を引き…

びったれ②

では、答え合わせを。 (1)いたらんことをするな→余計なことをするな いたらんこととは、考えが至っていないことの意。 思慮が足りず、行き届いていない。だから、余計なことをするなってことです。 (2)幸せます→助かります 手紙やメールの最後に使用しま…

びったれ①

私の母方の祖母は、山口市の出身でした。 なので、その影響を受けた母親は、適当になまりながらしゃべっていました。 代表的なフレーズは「びったれ」です。 だらしないとか不潔であるとかの意味で使われていたのをしっかり覚えています。 明治政府では、中…

それいね

朝の情報番組(ローカル)で、山口弁講座をやっていました。 昨年の流行語を山口弁で言ったらという設定です。 「そだねー」→「それいね」 「大迫、半端ない」→「大迫、はぁーわやじゃ」 「ボーッと生きてんじゃねーよ」→「てれんこぱれんこ、しぃさんな」 …

ボーっと生きてんじゃねえよ!

昔、一緒に仕事をしていた部下にキクチという男がおりました。 これが、めちゃくちゃ二枚目で、モテるなんてもんじゃない。 残業していると、同期入社の女性が迎えにきて、手伝っていくほどでした。 まぁ、外部の人間がすぐに手伝えるほど、簡単な仕事だった…

ダイグロシア

たまに実家に戻り、家族と会話していると、すごくビックリされることがあります。 それは、会話の端々に方言が出てくること。 山口県のことばは、それほど極端ではないものの、語尾が独特で、外から来ると違和感があります。 しかしながら、使い分けはできて…

キチキチバンバン

最近の山口県の上空は、飛行機雲が目立ちます。 なんだか、飛びまくっているんでしょうね、岩国基地全開。 GW中には、米軍基地を開放したりして、ご機嫌をとっているようですが、やはり騒音はなんともしがたいところ。 タマに行くと、うんざりします。うる…

カープちゃん

会社で管理運営している冠山総合公園の鯉『カープちゃん』がネットで話題となっております。 朝日新聞がネットニュースで取り上げたためで、今までのものよりも映りがよく、カメラマンの腕がいいのでしょう。まぁ、話題になるのはありがたいことです。 この…

えーころはちべー

山口の方言で有名なのは「おいでませ」(いらっしゃいませの意)でしょうけど、実際にはほとんど聞いたことがありません。 むしろ、「ぶち」(すごいの意)とか「しろしい」(うるさいの意)とか「せんない」(仕方ないの意)なんてのが、有力どころでしょう…

やまぐち地域人材循環事業

山口県内の高校卒業者は約12,000人です。 そのうち、大学へ進むのが5,000人ですが、県内の大学へ進む者はわずかに1,200人。3,800人が県外へ と出て行ってしまいます。 一方で、県外から県内の大学へやってくるのが2,800人。 その結果、県内大学生の山口県内…

新居一転

中学時代、赤い電車に白い帯でお馴染み(?)の京浜急行で通学しておりました。 JRと併走する区間ではムキになって飛ばすとか、隣に手を振ったら見えるほどバス停みたいに近い駅があるとか、突っ込みどころの多いユニークな路線ですが、変な駅名も特徴の一つ…

高血圧ボーイ

田舎暮らしは、空気がきれいだし、食べ物が新鮮だし、自然が美しく、ストレスが少ないので、長生きしそうなものだけど、意外にそうでもないのは何故でしょうか? その理由の一つは、食生活にあります。 つまり、米がたくさんあるから、余らないように食べて…

初ホタル

本日、店じまいをして外灯の電源を落としたところ、一匹のホタルがふわふわと。 初ホタルです。 実は、店の駐車場でもホタルが見られると知ったのは昨年のことでした。 それまでは、見えるなんて思ってもみなかったのです。 そう、人は意識していないものは…

お花摘み

先日、お店の駐車場にクルマを停めた70歳前後のお客さんが、物陰に進んでから、いきなりチャックを開けて、放尿を始めました。 「ウッソー!?」 これは、昼間の出来事であり、用を足したその人は、何事もなかったように入店してきます。 全然ダメでしょう、…

にこまる

ちょっと前まで、お隣りの菊川町には『ふるさと市』というのがあって、近隣農家が収めた野菜をすべて100円で販売しておりました。 出来栄えの良さとは関係なく100円均一。 そういう仕組みに対して、ほとんどの農家が何も言わず、黙って従っています。 本当は…

彼氏、免停?

2年くらい前、警察庁の有識者懇談会で「ネズミ捕り」の実施について、幹線道路中心から生活道路で行うよう提言があり、それまでもだまし討ちみたいなやり方が警察に対する不信感を増幅させていた反省もあって、随分減ったように思います、「ネズミ捕り」。 …

公共工事

結局、通行止めは二日半でした。 夜通し工事を行ったことで、比較的早く復旧したようです。 役所としては、早めに対応したいところですが、これに応じる業者選定が難しい。 その仕事のために、控えている会社なんて、あるわけありませんから。 特に、地方都…

コーニー

早朝から携帯が聞いたことがないような発信音を鳴らして、大雨と暴風の警告を繰り返しています。 昼前後がピークだそうで、お店はクローズといたしました。 この台風15号には名前があって、コーニーというんだそうです。 コーニーは韓国語で鋭く鳴き声をあげ…

カゲロウ

山間(やまあい)に一軒ポツンと明るいお店があると、そこらじゅうの虫が集まってきます。 蚊とかハエとか、都会でも馴染みのあるやつは意外に少なく、名前がわからないようなちっちゃな虫が集団で移動。 そして、謎の昆虫・カゲロウ。 窓ガラスに大量に張り…

人工美

現在進行中の朝ドラの「まれ」は、石川県の輪島から横浜に就職すると、化粧をするように言われ、アンパンマンみたいになってました。 「あまちゃん」のときもそんなシーンがあったような気がします。 田舎から都会に出てきた若い女の子たちはみんな、そんな…

清明

お店の裏山には専属のウグイスがいて、一ヶ月ほど前から、「ホーホケキョ」を連呼しています。 この鳥は群れることをきらい、自分の縄張りを決めると、ほかのやつが来ないように主張し続けるらしい。 そして、鳴くのは専らオスの仕事であり、このさえずり(…

折れたタバコの吸殻って、何だ?

という訳で、週に三回7キロの道のりをてくてく、いや、とぼとぼ歩いています。 時速4キロってとこでしょうか、1時間40分くらいかかります。 道すがら、退屈なので、読書をしていると、これが思いのほか評判悪く、いろんな人から見咎められます。 って言う…

モスキート

お店にはプランターが100個以上もあるので、朝夕の水遣りは欠かせません。 問題は夕方の方で、必ず数匹のヤブ蚊(ひとすじしま蚊・黒いボディに白いラインが入ってるやつ)にやられます。 だから、毎日のように露出部分を刺される。 だけど、あまり痒くなら…

他山の石

久し振りに上京して外食すると、都会と田舎の違いを痛感します。 特に感じるのは、素材について。 仕方がないことだけど、加工されたものが多く、味付けも濃い傾向にある。 それを補うのが、盛り付けの鮮やかさや洗練された食器類です。 見た目重視ってこと…

ビッグダディ

チューリップのシーズンを迎えるたびに、少しずつ買い貯めていったプランターが100を超えるようになりました。 現在は、ゴーヤとミニひまわりを中心に、製造過程に入っています。 そうなると、大切なのが水遣り。 これに費やす時間は、朝に夕に半端なものじ…

山口蛍

まもなくサッカーW杯が開幕です。 注目の選手は、セレッソ大阪の山口選手。 運動量が豊富なボランチ(守備的ミッドフィルダー)で、長友選手と一緒だとさらに化学変化が起こり、人数が多くなったような気にさせるスタミナマシンです。 何と言っても名前がい…

8 to 4

田舎の会社は朝の8時始まりというところが、結構あります。 職住接近ですからね。 そして、終わるのが4時。 夏場だったら、まだまだ陽が高い。 西日本は特にね。 なので、帰ってからひと仕事できます。 そういう環境で、兼業農家が多く存在しているのです…

待っちょるけ!

山口県の方言といえば、「おいでませ」なんていうのが有名ですが、実際に使っている人は少なく、私は聞いたことがありません。 それよりは、「ぶち」ですね。 英語で言うところの“VERY”で、「ぶちうまい」などと表現します。 あとは、語尾に特徴あり。 …

中秋の名月

昼間の暑さはともかくも、朝夕はめっきり涼しくなり、過ごしやすい季節になってまいりました。 豊田町は、梨狩りやリンゴ狩りで、観光客が目立つようになっております。 そして、十五夜。 虫の声と相まって、とっても風流なのですが、こういうときは大型の巻…

ハナモク

今日は、関係者を集めてのバーベキュー大会です。 焼肉と言うよりは、サザエやエビ・イカが主役の海鮮コース。 煙が出ようが大声を出そうがお構いなしなのが、田舎のいいところです。 いえ、ここは特別(田舎)でありました。 仕上げは、打ち上げ花火です。 …