都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

読書

喫茶店①

田舎の場合、薄利多売が効かないので、ドトールやベローチェみたいな格安喫茶店がありません。 若い人が少ないせいでしょうか、スターバックスやタリーズなんてのもない。 しかしながら、昔の風情を残したいわゆる個人経営の喫茶店はいくつかあります。 私が…

変人の研究

ねじめ正一という作家がいます。 直木賞受賞者ではあるもののジャンルに偏りがあり、メディアへの露出もそれほどでないので、あまり知られておりませんが、『詩のボクシング』初代チャンピオンとして、詩の世界では第一人者であります。 全然知らない世界だ…

大幸運食堂

よく分からないんだけど、一部の若者に圧倒的な支持を集めていたのが『叫ぶ詩人の会』を主宰していたドリアン助川氏です。 私は詩に興味がないし、叫んだりする衝動にもかられないので、よく知りませんが、ロックバンドの変形だったようですね。ちょっと哲学…

監督

春の選抜高校野球に地元下関の早鞆高校が選ばれました。 物心がついて、野球に興味を持ったときに、覚えた難しい漢字の代表が「鞆」でした。 夏の大会で準優勝したのが昭和39年で、当時小1でしたから、辻褄が合ってますね。 あのころ、なんとか商業や工業ば…

私の愛した巨人

前から疑問に思っていたのが、大学に進んだ選手のほうが、高校から直接プロ入りし、四年間ファームで鍛えた選手よりも活躍することが多いってことです。 プロ野球よりも大学野球のほうが、レベルが高いってことはないハズですし、練習だって、プロのほうが厳…

歪笑小説

芸能や芸術に関わる人々は、プライドが高く、認めて欲しい気持ちが強いので、周囲の人たちがいろんな気遣いをします。 以前、大物お笑いタレントの番組収録に立ち会ったとき、たいして面白くないギャグに過剰な笑いで応じるディレクターを見て、やり過ぎだな…

もらっといてやる!

高校時代の将棋部の仲間にKという作家志望の男がおりました。 大学は予定通り文学部に進むと、本格的に執筆を始め、いろんな文学賞に応募するんだと。 そのとき彼は、こう言ってました。 「オレのことを落とした出版社には、後に文壇デビューしても絶対に書…

心のこり

将棋では ないが府が都に なりたがり 『週刊朝日』の川柳コーナーに掲載されていた作品です。 うまいねぇ。 その橋下知事、自身のブログでテレビ番組に出ていたコメンテーターを「紫頭おばはん」と書いてしまったけれど、奥さんに怒られて、謝罪していました…

平成三十年

例えば、ブティックに勤めている人は、他の人のファッションについて、細かいチェックが入ります。 新車を買おうと思っている若者は、駐車場に停まっているスタイルのいいクルマを見逃しません。 活字中毒者は、他人の書庫にある本が気になってしょうがない…

人生がときめく片づけの魔法

昔からそうですが、整理整頓が苦手です。 だから、仕事中の20%は、モノを探している時間。 こういう人は、使えません。ハンデ20%なので。 整理整頓のできない一番の理由は、捨てられない性格にあります。 つまり、ケチなんです。 何でも取っておく。もしも…

誕生日占い

主婦の友社から『誕生日大全』という本が出ています。 一冊2,800円もするので、普通の人は立ち読み止まりでしょうが、お客様の情報を持っている営業マンは必携です。そのページをコピーしてあげると喜ばれるから。 何よりいいのは、それぞれのページに95%前…

インドなんて二度と行くか!ボケ!!

日本人は、A型民族です。 国民の約4割がそれで、1割のAB型を含めると、半数が関係者。 そのあたりが、勤勉で真面目なとされる国民性として理解されているように思います。 欧米は、A型も多いけど、O型の比率が高くなっています。 って言うか、B型や…

カープの美学

セ・リーグは、今日にも中日の胴上げが決まりそうですが、我がカープは早々と5位に定着し、今年もCS進出が夢と消えました。 巨人・大鵬・玉子焼きみたいに、強いものばかり追っかけていれば、嬉しいときの方が多く、人生が違って見えるんだろうななんて、…

たまごっち小説

サービス業と言っても多岐にわたっており、お客様に対するサービスの質はピンキリです。 私がイヤだなぁと思うのは、金融業界で、あの慇懃無礼な感じが堪りません。 顧客よりも上司や会社の都合を最優先にしているのがバレバレです。 極めつけは、店舗に行く…

ナンバーワン

“こしまき”とでも言うんでしょうか? 本にくっついている帯状の推薦コメントです。 「驚愕、感動、喝采!!全国の書店から反響が止まらない!」 「この作品に出遭えた以上、今年読む本はもう全部ハズレでもいい」 「これは映画化は無理だ。小説ならではの大…

99%の誘拐

どんなに仲が良い友人でも、ずっと一緒にいるとイヤなものもたくさん見てしまうようで、だからこそ、距離を置くコンビが多いようです。 お笑い芸人が典型で、お互いの携帯番号すら知らないというのも珍しくないと聞きます。 藤子不二雄の場合、喧嘩したから…

エラリー・クイーン

中学のとき、ちょっと変わった友人にイワイハラという男がおりました。 小柄ではあるものの、肩幅が異様に広いがっちりした体躯で、噂では空手二段だとか。 普段はニコニコしているけれど、怒ったら怖いという評判でありました。 まぁ、怒ったら怖いって、誰…

優柔決断②

古田敦也という平凡な捕手が、ヤクルトスワローズに入団したことに運命を感じます。 それは、決定的な力を持ったキャッチャーがいなかったのと、そのときのボスが野村監督だったことです。 このとき、このボスの理論は間違いないと素直な気持ちになれたこと…

優柔決断①

高校時代は無名、大学でも卒業時にドラフト指名を外された古田敦也は、オリンピックの代表メンバーになるべく、策を弄します。 当時、候補捕手は4名。 チーム編成は、ベテランと新鋭の2名となるのが濃厚です。 ならばと、強化担当者がどういうタイプの選手…

なんちゃって右翼

私は、政治的にはっきりした思想はありませんが、どちらかといえば右翼です。 それは、恥ずかしながら小林よしのり先生のマンガを読んだから。 そう、『ゴーマニズム宣言』シリーズです。 もともとは、『東大一直線』や『おぼっちゃまくん』などを少年誌に連…

本日天気晴朗ナレドモ浪高シ

やってみせて言って聞かせてさせてみて、ほめてやらねば人は動かじ これは、山本五十六が残したとされる言葉です。 小さいころ、祖母から聞かされたのが、未だに耳に残っています。語呂がいいから。 なので、よく分からないままに、山本五十六は偉い人なんだ…

知略と戦略

理詰めでモノを考えている人からすれば、ボーッとして生きている人を見ると、不思議で仕方ありません。 ましてや、自分の生活の糧である仕事上のことで、こだわりがない素直な態度でいられると情けなくなるーそれが、ボヤキの正体です。 普通に考えれば、素…

史上最強の内閣

実は現在の内閣が二軍で、我が国には最強の「影の内閣」がある。 平時は、誰がやったって上手くいくので、二世議員たちに任せているけれど、いざというときにこの「影の内閣」が登場することになっている。 んだそうです。 で、今がその非常時にあたるので、…

メンタツ

その正体がよく分からないままに、著書を買い続け、信奉しているのが中谷彰宏氏です。 何せ、この人、著作物が多い。800冊以上と言われています。 彼が注目されたのは、就職のバイブル『面接の達人』です。 早稲田の演劇学科を卒業後、博報堂でCMプランナ…

突破力

トーク番組の聞き手として大事なのは、言葉をいっぱい持っていることと好奇心旺盛であること、そして、経験していないことであってもそれに対して仮説を立てる習慣があることです。 『徹子の部屋』や『さんまのまんま』は、生きた教科書として非常に参考にな…

脳に悪い7つの習慣

小さいころから頭が大きかった私は、結構、それが自慢であったりします。 「気をつけ!」ができなかった過去も、親は心配していたようですが、本人は気にしておりませんでした。 他人と違う武器を持っているような、そんな意識です。 だから、これを磨くこと…

貧すれば鈍する

ずっとスポーツ新聞を買っていなかったので、値段を忘れてしまいました。 そう、カープが連敗を10で止めたのです。 長かったなぁ、15日間白星なし。 0対1で負けること4度。 今年は投手上位とはいえ、あまりにも貧打が続いています。 慣れるんだよね、この…

千年たってもいい話

斉藤一人という人がいます。 私は全然知りませんでしたが、日本で一番税金を払っている、つまり、高額所得者だそうです。 普通、長者番付の上位には、土地売却や株式公開などによる一時的な現象として名前を連ねますが、この人の場合は、すべて事業所得によ…

ニッポン戦後重大事件史

勉強をせずにやけっぱちな人生を送り、極刑を言い渡されたような受刑者が、いっぱしの手記を残したり、本を発行することがあります。 なんかウソ臭さを感じておりましたが、ホリエモンが収監されるにあたり、二年間で二千冊は読めると語っているのを聞いて、…

スカウトの眼はすべて「節穴」である

「野球は巨人、司会は巨泉」と一世を風靡した大橋巨泉氏は、強引であるものの羨ましい限りの人生です。 11PMの司会をやりながら、自分の趣味を次々に企画モノにしていく。 ゴルフ・釣り・ボーリング・ジャズ・麻雀そして競馬。 彼の勝ち馬予想がスゴいのは…