都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

野球

人事異動

広島カープの二人のコーチの今季限りの退団が発表されました。 コーチなんて、関係ないと思われがちですが、石井コーチは教えることに特別なこだわりを持った職人気質で、割とおとなしい同僚コーチを陰に陽に引っ張っているのが傍目にも分かりました。 河田…

秘密兵器

ついに出てきました、カープの秘密兵器。 入団して寮に入るときに、英会話教材を持参したことを問われ「外国人投手とコミュニケーションを取るため」と答えたときに、普通じゃないクレバーなものを感じていましたが・・・ 坂倉将吾 19歳 捕手 日大三高出身 2…

胴上げ

人生の中で、一度でも胴上げされた人って、どのくらいいるのでしょうか? たとえば、それが野球だとしても、監督じゃないと、なかなか持ち上げてもらえません。 それが、二年続けて、となると。 ホントになかなかいないのです。 カープが二年連続でリーグ制…

U18ベースボールW杯

朝からU18日本代表の試合をやっており、釘づけになっておりました。 サッカーと違って、野球は国際試合が少ないので、貴重な機会となります。 今回は、史上最強打線と前評判が高く、期待も大きかったのですが、相手も決して力の差があるわけでなく、また、…

スーパースター

早稲田実業の清宮選手の通算本塁打数が106本で、新記録まであと1本に迫っています。 そこで、通算本塁打ランキングの10傑を調べてみました。 1位 山本大貴(神港学園=12年)107本 2位 清宮幸太郎(早実=17年) 106本 3位 黒瀬健太(初芝橋本…

名将逝く

たとえば、ジャイアンツの監督経験者は、セ・リーグ発足以降67年の歴史の中で、水原・川上・長嶋・藤田・王・原・堀内・高橋と8人しかおりません。 いずれも、現役時代に輝かしい功績を誇っており、その点について非の打ちどころがないプレイヤーばかりです…

学歴社会

世の中は、依然として学歴社会でありまして、中卒よりは高卒、高卒よりは大卒、最近では、大学院を出ていたり、海外留学の経験があったりすると、もっとエラいという価値観が、あちこちに存在していると思います。 ところが、それとは全く真逆の基準の世界が…

セ・リーグ序盤戦総括

相性がいいとは思っていたけど、まさかの10勝1敗となると、いろいろ説明を加えたくなります。 セリーグの交流戦前の闘いについて、検証しておきましょう。 ①得点効率の違い 1点を取るために、何本のヒットが必要かを比較してみました。安打数÷得点数です…

コントロール

国内のプロ野球で一番いい投手といえば、ジャイアンツの菅野であるというのは異論がないところでしょう。 WBCでも、そういう扱いでありました。 スピードは150キロ前後とそこそこですが、コントロールが素晴らしい。 変化球をコーナーに集める技術は、圧…

笑顔がない理由

先日、BSで広島対中日戦を見ていて、両チームの雰囲気に大きな差を感じました。 それは、中日のベンチが、なんとなくクラいってことです。 負けてるからじゃなくて、なんかこう・・・クラい。 しばらくして、それは年齢の差だと気が付きました。 つまり、…

喝!

同じ野球だと言っても、90年ごろからその中身は大きく変わっています。 最大の違いは、球場の大きさ。 その昔、ジャイアンツの本拠地である後楽園球場は、両翼90メートルとありましたが、実際はもっと短かったようです。広島市民球場だって、川崎球場だっ…

2ストライクアプローチ

いよいよプロ野球開幕です。 評論家の予想では、パ・リーグではソフトバンク優勝が圧倒的な支持を集めています。 セ・リーグは、巨人が7割、広島が2割、DeNAが1割といったところ。 前年の覇者は、二番手止まりというのが、おおかたの見立てです。 近年は…

貧乏ゆすり

ものまねタレントである清水アキラの息子は、違法カジノへ出入りしていたことが写真誌に報道されて、決まっていたミュージカルの出演を辞退、降板することになりました。 その前に、バドミントンの金メダル候補が無期限の出場停止となったのも、記憶に新しい…

コーチ

ジャイアンツがまた、らしい動きをしていてFA選手を取りまくっています。 実績のある新外国人も入れたし、日ハムからも中堅どころをしっかり補強。その代わりとして、ドラフト1位の未完の大器・太田泰示選手を差し出しました。ビックリです。 結局のとこ…

自縄自縛

連勝して札幌に乗り込んだときは、まさかそんなことになるとは思いませんでした。 勝ち方も、スッキリしてましたし、自分たちの形ができていたので、それはもう余裕で。 しかしながら、形にこだわるあまり、自分が自分にプレッシャーをかけるようになったよ…

意識高い系

25年ぶりの広島カープ優勝は、2位に大差をつけた圧勝でした。 開幕当初は、それほどの実力差が感じられなかったものの、交流戦で鈴木選手が覚醒したころから、チームが自信をつけていったように思います。 今となっては、その実力差が拡がり、負ける気がし…

独走する理由④

上位打線が固定されていることで、初回の得点力が上がります。 《イニング別得点》 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回 延長 広島 52 46 45 46 65 57 35 37 22 16 ヤクルト 49 37 44 43 34 36 61 35 41 8 中日 40 34 36 30 27 51 52 33 24 7 横浜 36 38 27…

独走する理由③

田中広輔が一番打者として固定されたことで、キクマルへとつづく上位打線が確立しました。 これは、打率が高いだけでなく、スピードがあって、パンチ力もある。だから、相手投手は調子の上がらない初回から、大量点を覚悟しなければいけません。 そして、繋…

独走する理由②

今日も3ランが3発と何だかスゴい野球をやってますが、ここ一番のホームランもチームの売りの一つです。 《得点別本塁打数》 ソロ 2ラン 3ラン 満塁 広島 47 27 12 2 ヤクルト 36 22 14 0 横浜 45 15 8 3 中日 37 12 10 4 巨人 42 18 9 0 阪神 24 14 7 0 (前…

独走する理由①

広島カープが圧倒的な力の差を見せて、セ・リーグ首位を独走しています。 打力や投手力といった表面的な戦力には、それほどの違いがあるとは思えませんが、守備力と走力に次元を越えた強みがあり、そのことに引きずられるように、新しい選手が台頭してくるの…

問題だらけの6球団④

無死または一死後に出塁したとしても、走者を動かそうとせず、そのまま打たせることが増えているので、併殺打が多くなっています。 <1試合あたりの併殺打> 2015年 2016年 ヤクルト 0.67 0.8 巨人 0.64 0.71 阪神 0.65 0.75 広島 0.61 0.56 中日 0.58 0.71…

問題だらけの6球団③

今度は盗塁について、見てみましょう。 <12球団のチーム別盗塁ランキング> *カッコ内は成功率 1位 ソフトバンク 27(77.1%) ロッテ 27(84.4%) 3位 日本ハム 23(67.6%) 楽天 23(67.6%) 5位 広島 21(84.0%) 6位 オリックス 18(72.0%) …

問題だらけの6球団②

今年のセリーグの異変といえば、犠打が少なくなったことも挙げられます。 <12球団のチーム別犠打ランキング> *カッコ内は成功率 1位 日本ハム 37(100%) 2位 楽天 32(94.12%) 3位 ソフトバンク 29(96.67%) 4位 巨人 25(83.33%) 西武 25(8…

問題だらけの6球団①

今シーズンのセリーグに異変が起きています。 それは、点の取り合いが多くなって、リードしていたチームが逆転されるケースが増えたこと。 つまり、ゲーム展開が読めなくて、面白くなっているんです。 <1試合あたりの得点> <6回までリードしたときの勝…

予告先発

その昔、プロ野球の戦術には「偵察メンバー」というのがあって、相手チームの先発投手が分からない時代、その試合には出ないであろう上がりの投手や控えの捕手を登録し、実際に登板してきた投手の左右によって、本番に起用するというやり方。通称「当て馬」…

プレミア12

会社の草野球部では、長いこと監督をやっていました。 それは、ヘルメットが合わないのもあったけど、何よりもやりたかったから。 野球の監督をすることは、子供のころからの夢でありました。 とはいうものの、そんなのは簡単です。 何故なら、なり手がいな…

バカら

プロ野球選手というのは、所属する球団から戦力外だと告げられたとしても、そう簡単に諦めるわけにはいかず、難しいと分かっていてもトライアウトの仕組みを使って新しい就職先を探す、そういうものです。 ましてや、名球会まで残り88安打(今季63本打率.234…

私は名監督

子供のころ、ラジオ関東(今のアール・エフ・ラジオ日本)の宇井昇アナによる『私は名監督』という番組を楽しみにしておりました。 これは、ハガキで申し込んだ二人のリスナーが、当日実況される巨人戦の勝敗や点数、先発投手などを推理しあう形式で、今の野…

チーチーパッパッ

週刊ベースボール社が発行する『2015年プロ野球選手名鑑』には、各球団に所属する選手の趣味が掲載されています。 一番多いのが、ゴルフ。続いて音楽鑑賞に映画を含めたDVD鑑賞。 釣りとかボウリングとかドライブとかショッピングに読書にカラオケ、…

雀百まで踊り忘れず

高校時代、学生将棋の関東大会個人戦トーナメントでベスト8となった私は、当然のように大学でも将棋部に入りました。 期待の新人です。 ところが、高校と大学では持ち時間が長くなるなど様子が違っておりまして、小手先のうすっぺらい戦法が全く通用しませ…