都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

有名人の子弟

私が通っていた私立の中学高校は、有名芸能人や政治家の二世だらけでした。 たくさんいるから目立たないとも言えるけど、やはり親の存在が偉大過ぎて、○○の息子、○○の娘と呼ばれるのが当たり前。それは、公園でケンちゃんママって言われるのと同じで、言われ…

可燃物

ゴミが苦手です。 フツーのやつはいいんだけど複合型のやつ、例えば歯ブラシだとかボールペンだとか、プラスチックと一緒になってる何かの扱いが分かんない。 アルミホイルって、燃えるゴミなんですかね? 私のように引越しマニアで、あちこちの自治体を経験…

舟を編む

最近はスマホ頼りで国語辞典を使うことがほとんどなくなりましたが、以前は辞書マニアで自宅にも会社にもたくさん買い込んでおりました。 中学のころは、検索したワードを鉛筆で丸く囲み、それが増えていく様子を楽しんでいたのです。かなりの言葉好き。 そ…

勝手にテレ東批評

いろんなバラエティ番組がありますが、私が今、最も面白いと思うのが『勝手にテレ東批評』(毎週土曜・午前11時〜)です。 これは、伊集院光と佐久間宣行がテレビ東京で放映されている番組を好き勝手に語り合うというもので、その自由さがまるでラジオ。 大…

「折れたタバコの吸い殻で、あなたの嘘がわかるのよ〜♬」 1974年、中条きよしのヒット曲ですが、当時はこの歌詞の意味がわかりませんでした。風が吹けば桶屋が儲かるみたいな話。 作詞したのは、銀座のママで名を成した恋愛の猛者・山口洋子でした。 なるほ…

ガイアの夜明け

バブルの末期、フジテレビの若者向け深夜番組に『カノッサの屈辱』というのがありました。 11世紀の終わり頃、聖職者の任命権をめぐって皇帝とローマ教皇が対立し、結果、皇帝が屈服した西洋史の故事をそのままタイトルとしたもので、番組の内容とは全く関係…

プロスペクト(ソフトバンク編)

いわく付きの山川穂高選手をFAで獲得した人的補償でゴタゴタした挙句、甲斐野央投手を差し出した経緯は、マイナスのダメージが大きく、チームに禍根を残しました。 どうなんでしょうね? こういう場合、山川選手は針のむしろです。活躍して当然と、ファン…

バレンタイン献血

少し前に、保険会社に新しくできた社会公共活動部門に配属され、阪神淡路大震災のボランティアに対して焼肉を振る舞うボランティアを行った話を書きましたが、震災についてはもう一つ思い出があります。 1995年1月下旬、担当役員に呼び出された私は、『義理…

帯状疱疹

三日ぐらい前から、右目の上の方に湿疹ができました。 なんかヘンな虫に刺されたのかなと放っておいたら、徐々に悪化。いい感じ(?)に腫れ上がって、段々とお岩さんみたいになったのです。 これはタダならないとネット検索した結果、最近テレビCMで呼びか…

街裏ぴんく

全国規模のお笑い賞レースの中で、圧倒的に面白くないと批判を集めているのがR1グランプリです。 これ、「R1」「面白くない」でネット検索すると、ビックリするくらい書き込みがあって、既成事実として定着した感があります。 過去の優勝者を見てもパッ…

軍曹

将棋界の頂点に立つ藤井聡太八冠は、ことごとく挑戦者たちを退け、タイトル戦20連覇を達成しています。 その内容も、相手を圧倒しているケースがほとんどで、読み比べとなると、明らかな手合いの差があるように思います。そうでなければ、これほど一方的にな…

石礫(せきれき)

科学技術の進歩や生活行動様式の変化に伴って、犯罪捜査にも変化が求められています。 例えば、交通機関の発達に伴う犯罪の広域化、都市化が進んで人と人との繋がりが薄れ、聞き込み捜査等が困難であることなど。 そんな環境変化の中、犯罪検挙率は1965年か…

プロスペクト(オリックス編)

プロ野球の新人王の有資格者は、海外のプロ野球リーグに参加した経験がなくて、支配下選手に初めて登録されてから5年以内というのが大前提となります。その上で、投手だったら前年までの一軍での登板イニング数が30イニング以内、打者だったら前年までの一…

プロスペクト(阪神編)

プロスペクト(prospect)を日本語に直訳すると「(望ましいことが起きる)見込み、(将来の)見通し、展望、期待」という意味になります。 大リーグでは、若手の有望株のことを指し、新人王の資格を持つ選手たちを専門家が評価して、MLBの公式サイトで100位…

黒い糸

赤い糸とは、目には見えないけれど、やがて添い遂げる運命の男女が初めから結ばれているということを表す言葉です。 古事記によると、赤い糸は赤土がついた糸だったそうです。 赤土には「邪を防ぎ相手を特定する力」があると言われていて、それが「運命の赤…

一期一会

1987年 京都・五条の町中に茶会への参加を募る立札が、あちこちにに立てられたといいます。 「茶の湯執心の者は武士・町人・農民を問わず 服装・履物一切不問 茶道具一つ持参すればよし 無ければ替わるものを 座敷は二畳敷き 畳の無い者は筵でも構わず」 こ…

プロスペクト(広島編)

西川龍馬のFA移籍とレギュラー野手の高齢化で戦力低下を指摘されている広島カープですが、ポジションが空いたことでチャンスが生まれ、若手の目の色が変わっています。 また、人的補償でオリックスからやって来た日高暖己投手が同期への刺激になっているの…

アップデート

昨夜、何気に『世界一受けたい授業』を見ていたら、コンプライアンスが徹底されて、教育上好ましくない童話がアップデートされて、内容を変えられていると言ってました。 例えば、『さるかに合戦』のタイトルは争い事を連想させるので良くないと『さるかにば…

むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。

幼少の頃、駄菓子の買い食いの全面禁止を言い渡された私には、それを補うかのように絵本買い放題の権利を与えられていました。 その中でもイソップのシリーズには魅了され、そのどれもが強く心に残っています。 『北風と太陽』『うさぎとカメ』『アリとキリ…

ぼったくり

中学のとき先輩で、高校で同級生になり、大学で後輩となった友人Mの話です。 彼が大学の同級生と新宿で飲み歩いて何件めかにスナックを訪れて、ビール小瓶2本としけたピーナッツで短時間の滞在後、一万円を請求されたそうです。酔っていたこともあるんだけ…

不適切にもほどがある

アメリカ人はレディーファーストが徹底されているので、日本人よりもモラルが高いなんて思われてますが、どうなんでしょう? 実際に女性大統領は誕生していませんし、それほどに日本と差があるようには思いません。 みんな知ってることだと思うけど、こうし…

マスカレード・ナイト

作家の松岡圭祐は、その著『小説家になって億を稼ごう』(新潮新書)で、まず始めに登場人物のキャラクターを現存する俳優から選び、それぞれのプロフィールを事前に設定しておくよう奨めています。 それまで私は、小説が最初にあって、それに合わせた役者を…

失言王

『(前略)…昔より単純じゃなくなりました。国際関係はものすごく複雑になっております。それが今の世の中なんであって、政治はその中にあって、外交としていろいろな問題を対応させていただいております。その中で、例えば、今女性というものであれば、今の…

モテ期

自民党の中で、岸田文雄総裁に次いでエラいのは麻生太郎副総裁なんだけど、実質的ナンバー2とされているのは、党内の人事や財政について大きな権限を持つ茂木敏充幹事長です。 幹事長の最大の仕事は、選挙活動を指揮して勝利することです。選挙立候補者に対…

最強の野菜

野菜のうち特に消費量の多いものを国が指定野菜と定めています。 これは、特定の栄養価や健康促進の観点から推奨されているもので、価格が大きく変動することがないよう農林水産省によって保障、お墨付きをもらっております。値段が下がった場合、補助金が出…

ノーサイド

サッカーの国際試合を観ていて、イヤな気持ちになるのは松木安太郎が解説するからです。 相手チームを露骨に敵視し、「早く追いつきたい」とか「もう一点欲しい」みたいな当たり前のことしか言いません。解説と言うよりも応援です。情けないことに、アナウン…

夜の谷を行く

あさま山荘事件は、テレビの映像を通じて強烈な印象として残っています。 建物を鉄球で潰すさまは、映画を観ているようでもあり、現実に起きているのが不思議でさえありました。 当時15歳、中学生だった私は政治的関心が薄く、事件の背景を知ろうとさえして…

キヨスク

その昔、水をペットボトルで売るなんて考えもしませんでした。 駅、特に地下鉄には、当たり前のようにウォータークーラーが設置されていたし、公園の水飲み場が普通でした。水はタダだったのです。 だけど、水道水は安全を意識してのものでしょう。カルキ臭…

半暮刻(はんぐれどき)

今から30年ぐらい前、保険会社の広報部勤務時代にインターンシップで早稲田大の学生Mがやって来ました。 頭脳明晰で容姿端麗。こんな男がいるんだなと眩しく映ったものです。 そんなMが普通とちょっと違っていたのは、ナンパを研究していると公言していたこ…

カレーの日

今日は、カレーの日だそうです。 1982年に学校給食で献立に取り入れるよう提言した日だからで、正確にはカレーライスの日という意味らしい。それまでも給食にはカレーうどんがありましたからね。月に一度、何故か揚げパンとセットになっていて、それはそれで…