都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

面白い日々

世間には“白い日”というのがあって、この日に何もしないと“白い目”で見られたりします。たとえ、それが義理であっても義理で応えるのが、年賀状で培われた日本人の魂というものでしょう。

ウーン、一ヶ月かかっても消化しきれない貢ぎ物を前に、朝からチョコレートを食べていたら、出だしがおかしくなってしまった。もとい。


知り合いの営業マンは、この日にムキになって、知った女性を見つけてはプレゼントしまくるんだそうです。チョコをもらっていない相手でも、関係なし。
相手は「エッ!」と驚きますが、「いえ、いつもお世話になってますから」と切り返す。
そんなきっかけ作りもあるんですね。その後、「私はあげてないのに…」という心理的ハンデをうまく利用するらしい。なるほどねぇ。

ここで大事なポイントは、

   接点を増やすこと

これが、人口減少時代のセールス展開なのであります。
サービス業においては、お客様との会話を増やすことが、いろんなチャンスを作ることに繋がるのです。


第三次産業における価値は、一次二次とはハッキリ違います。
つまり、静かに黙々と働くっていうのが、必ずしも良い働き方ではない。
いますよ、無口な飲食店。
だけど、そういうところは、仕組みにのみ頼らざるを得ません。
そこから先のストーリーが作りづらくなる。

本当は、お客様と会話することが重要なんです。
改善のヒントが、お客様の反応の中にありますからね。
だから、食事を運んだときに、説明を加えたり、注意を促したりするのが、お運びさんの使命なのです。
持ってきゃいいってもんじゃない。

   「こちらは、ダルマと呼ばれている目玉の大きなサカナです。メダイとも言います」
   「器が大変熱くなっておりますので、お気をつけください」
   「トッピングは、大葉と味噌を胡麻油で合えたものです」

誰に何を話すか、話さない方がいいかが、判断のしどころ。
そんなことを考えながら、フロアを担当しているのであります。
これが実に、面白いんだなぁ。