都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

こきくくるくれこ

ヨコハマ時代に通っていた床屋さんは、官庁街にあるため、普通のお店と違い、祝祭日を休みにしていました。こういうのって、若い店員さんには嬉しいことですね。日曜日に休めるので、普通にデートできるから。    理容業界は、こういうところで苦労があるのです。人材確保の面と自分の子供の教育など。家族で遊園地、行けません。
そして、それよりもっと問題なのは、若者の床屋さん離れです。
今の若い人は、美容院へ行ってしまうんだそうです。周りがみんなそうだから、恥ずかしくもない。       結果、床屋さんのお客は、おっさんと子供ばかり。これは、深刻です。
                                                                   私が通っていたお店では、髭剃りの間に別の人が器械を使い、入念にふくらはぎや足裏のマッサージをしてくれました。これが、めっちゃ気持ちいい。今まで、肩や背中を丁寧に揉んでもらったことはあるものの、足ツボは初めての経験です。(通うのを)やめられなくなる。やるもんだねぇ。
                                                                   美容業界に喰われた理容業界は、マッサージの領域に進出して、客単価を上げればよい。そう思います。  なるほどねぇ、これも一種の多角化である…と考えたが、それもちょっと違うようです。というのは、
                                                                       オフィス街で散髪にやって来るおじさんたちは、みんな髪の毛が…。
                                                                   だから、すぐに終わってしまう。お金、取りにくいです。仕方なくて、マッサージ部門を進化させた。こう理解すべきでしょう。うん、こっちが正しい。

薄い人が増えていく高齢社会は、理容業界を激変させます。それは、カットしている時間よりも、マッサージするほうに重点が置かれるようになると見ています。そのために、人手が必要となり、お店はネイルサロンのように、ちょっぴり高級化していくのが生き残りの道だと。座持ちのいいオネエサンも必要です。そう、利用業界は低料金化との二極分化が起こるというのが、 将棋指しの読み筋ですが、どうでしょう?