都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

あぶく銭

野中広務氏が、官房機密費からメディア関係者にお金を配っていたという話は、一向に拡がりを見せません。マスコミ各社は、ほとんど無視であり、これがこの問題の信憑性を裏付けているようにも思います。
つまり、政府による新聞社やテレビ局の囲い込み。
第四の権力とさえ言われるマスコミでありますが、しっかりと飼いならされているようですね。
これによって、ある程度の情報はコントロールできる。


一般に、領収書のいらないお金は喜ばれます。
いわゆる裏金ってやつ。税金がかかりません。
民主党のツートップは、違う形で表現してくれたのは、記憶に新しいところです。

そして、古くから伝わるのがお医者さんへの謝礼金です。
手術によっては、50万円以上を包むことも。
お医者さんはねぇ、忙しいから、そのお金を妻が使います。買い物症候群。
使い切れないと、絵画へ投資。
その他、愛人に興味が湧かない人は、相撲のタニマチへ。


同じプロスポーツ選手でも、肉体そのものが商品である相撲取りは、食事に誘われます。
存在するだけで、喜ばれる。キリンやゾウみたいなもんです。
「ごっつあんです」って言って、食べるのが仕事。飲むのもね。
オフが多いから、そういうチャンスは増えるハズ。
これにも、付き人がゾロゾロ付いてくるもんだから、それなりに経費がかかります。
んなわけで、領収書のない現金が、ポーンと渡されるという構図です。
「これで焼き肉でも喰え」と30万から多いときは100万円が。


こんなもん、しょっちゅう貰ってると、使うのが大変です。
飲み食いで、100万使うのって、簡単じゃありませんから。
「思いっきり刺身定食」なら、千人分。ふぅ~。
かくして、博打へ走る土壌が整います。
このあたり、いろんなもんがセットになって絡んでいるのかも。
ニコニコしてるけど、実は恐い人だって、怖くありませんよね、お相撲さんにとっては。
だから、結構簡単に仲良くなる。


大体、そんなような話だと思います。今、話題の方の場合。
きみつ? いえ、みつきであります。