今日は、下関・シーモールホールで行われた茂木健一郎氏の講演を聞いてきました。
久しぶりのライブです。
同氏は、NHKの『プロフェッショナル』の司会で一躍有名になりましたが、その発言で注目を集めたのは、閃きや気づきの瞬間に「あっ!」と感じる体験を“アハ体験”として紹介したことです。“アハ体験”は、脳を活性化するというのです。
つまり、感動することで脳に刺激が与えられ、賢くなるという話です。
いいじゃありませんか、もっと賢くなれるなんて。
講演では、ご自身が『赤毛のアン』のストーリーに魅了された話を軸に、追体験することの意味やひとつのことに夢中になる楽しさを力説しておられました。
いやぁ、実に面白い。考える力を強くするためにまず、感じる力を磨くのだと妙に納得です。
氏の真骨頂は、質疑応答のところでした。10歳の女の子の質問にも丁寧に逸らさない答え。頭がいい人は、説得することばをたくさん持っているんだなぁと感服であります。
こういう機会が、もうちょっと増えれば、田舎暮らしはもっと楽しいんだけどなぁ。