都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

明るいろうそん

夏場になると、虫がスゴいです。
周囲が田んぼや畑だらけの当店は、夜間に営業していると、農薬に追われたいろんな虫がたくさん訪ねてきます。
しかしながら、近くのコンビニは、あんなに煌々と灯りをともしていても、虫で苦しんでいるようには見えません。
どうやら、蛍光灯が違うようです。虫の目には見えにくい灯りがあるらしい。
だとすれば、そういうの売ってる営業マン、来ればすぐ買うのに、来ませんねぇ。
来なくていいようなセールスは来るんだけど、そんなもんですか?


お店の近所に土地を借りて、畑を作っているのは、すでにお伝えしたとおりです。
草を抜いて、畝を作って、苗を植えて、水をやる。
間違ってないでしょう?
だけど、何か違うんです。周囲の作物の育ち方と。
私の知識では、これでなんとかなるハズですが、そうでもないような…。

熱帯魚の場合、そんな感じでやってました。
水槽器具を揃えて、水を入れて、水草を植えて、水を馴染ませて、魚を入れて、エサを与えて…簡単です。
だから、畑仕事もそんなもんだと軽く考えておりました。
ところが、隣りの農家が作っている作物と様子が全然違う。何故か?

どうやら、土が違います。
水をやったときに、水捌けが違う。
畝の高さが違う。

いえ、そもそも考え方が甘いことを思い知らされました。

作物が育つためには、環境を整えることが重要で、なんとなくその土地に乗っかっていくのではなく、条件をどんどんよくする努力こそが農業だということです。
まずは、土の中に空気を送り込むように、ふかふかにすること。
でないと、根っこ(や作物)が伸びていきませんからね。
ひたすら水をやり続けると、土がカチンカチンになるし、畝が削り取られていく。
こういうこと、このへんでは子供でも知ってる常識なんだそうです。なるほどねぇ。

残業時間は、しばらくの間、農作業に充てることになりました。