今はもうないかもしれないけど、数年前、東京・有楽町で「回転なべ」のお店に入りました。
まず、お店に入って数種類のスープの中から自分の食べたいスープを選びます。
そうすると、自分の座ってる前にそのスープが入ったマイ鍋が運ばれ、回転している具を選んで好みの鍋をつくるというシステムなのです。
スープは無料でチェンジ可能。
でも、うれしくありません。
そんなに食べられないから。
周りは一人暮らしで友だちも少なそうな男の人ばっかりでした。
これ、定着しないでしょうね。効率が悪い。
やっぱり二度と行きませんでした。
ヨコハマ中華街に、Ｔという回転飲茶の店があります。
こちらのシステムは、食べ放題。
麺類やチャーハンは、その都度オーダーを入れて、作ってもらいます。
その他のメニューはくるくる回ってる。
でもねぇ。
中華料理の真髄は、火力にあります。
熱々こそが命。
だから、こういうシステムには向いていません。
それでも、リフトの一日券を買ってしまったので、足首が痛いのにアイスバーンの上を滑り続けた、そんな感じで、みんな黙々と食べ続けるのです。
ふぅ～、苦しい。
釈然としないまま、これは別腹だとデザート四品も完食。キャー。
こういうの、子供だったらうれしいのかなぁ。
このお店、グルメ番組で、再三取り上げられています。
変わっているので目を引きやすいから。
カメラは味を伝えられないし、レポーターだって、悪いことは絶対に言わない。
でもねぇ。
山本リンダも言ってました。
「ウワサを信じちゃいけないよ～♪」
（つづく）
