カープが得点すると、球場に詰めかけたファンたちは、花咲爺さんの替え歌で『宮島さん』という歌詞を熱唱します。
「宮島さんの神主が、おみくじ引いて申すには、今日もカープは勝ち勝ち勝ち勝ち〜♬」
この場合の「申す」は「おっしゃる」とすべきではないか?との疑問を持っていました。
「申す」というのは謙譲語で、目下のものから目上の人へ向けて言うものだからです。
で、調べてみると、いるもんですね、そう思った人。Yahoo知恵袋に載っておりました。
いわく、古語では「申す」を謙譲語と丁寧語の両方で使っていたとのこと。そういえば、水戸黄門でもそんなシーンがありました。
なるほど、言葉というものは、変わっていくのですね。
ところで、日本語を勉強していると、謙譲語Ⅱという耳慣れないカテゴリーに遭遇します。
子供のころ、敬語は3種類だったのが、2007年から謙譲語Ⅱ(丁重語)と美化語が加わって5種類になったんだと。
13年前は、ボーッとしていて気づきませんでした。
謙譲語Ⅱねぇ。謙譲語のリメイク版かぁ。
へりくだる言葉は、行為の当事者に対するものと話す相手に対するものとがあるわけで、これを分けたんだそうです。
スライダーとカットボールみたいな話。区別がつかない人にはつきません。
ローラやダレノガレは、興味ないだろうな。