都会のネズミと田舎のネズミ

時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。

センサス

現在、約700億円の国家予算をかけて、5年に一度の国勢調査が行われています。

ここでまとめられた統計数値をもとに、政府の方向性が決められたり、民間企業のマーケティング計画が練られたりするわけで、国民生活を考える上で、大事な指標となっています。

これは、世界中で実施されているので、他国と比較しながら、自分たちの立ち位置も分かるのです。

 

アメリカの国勢調査は、10年に一度で今年の4月から10月にかけて行われています。国土が広いから、大変そうですね。

その質問項目については、毎回少しずつ変化しています。

前々回(2000年)の調査では、日常使用する言語について質問し、その結果、人口の4%を超える人がほとんど英語を理解できない現実が判明しました(完全回収ではないので実際にはもっと多い?)。ヒスパニック系の移民が多いため、こういうことが起こります。それが、社会問題になるわけで、我が国の入国管理政策にも影響していると思われます。

今年の調査では、「あなたはアメリカの市民権を持っていますか?」という項目を入れる入れないで、揉めました。

結局、それは最高裁で否認されたため、却下されたのですが、民主党寄りの移民を敵視するトランプ大統領の思惑が見てとれ、また、複雑な人種問題に揺れる構造的な問題点が浮き彫りになっています。

アメリカには光と影がある。コロナで大勢が命を落とすのを見ながら、しみじみそう思います。