今週の『月曜から夜ふかし』で「村上信五のエセ関西弁」についての特集をやっていました。
大阪の人たちが、彼の使っている言葉は違和感があって、どうやらビジネス関西弁らしいと。
いろいろ検証が行われた中で、一位に選ばれたのが彼がよく使う「マジかいな?」でした。なぜなら、関西人であれば、本当と言うときはホンマと言うハズで、マジは東京弁。だから、関東にも関西にも受け入れられたいという中途半端な心理が透けて見えると言うのです。
信五氏は、これをマツコに突きつけられて、あっさり認めていました。東京へ進出して、何かカタチを示そうとイキったんだと。デフォルメしているうちに、本来の関西弁から離れていったとのことです。
なるほど、その逆もあるわけで、東京人が大阪勤務となって、一生懸命関西弁を話そうとする。そういうのをアコモデーション理論では、コンバージェンスと言います。相手の話し方に近づけることで、心理的な距離を縮め、仲良くしようと考えるわけです。共通語で通そうとすると、カッコつけやがってなんて陰口を叩かれるってのもありますしね。
頑張って、インチキ関西弁を使うようなことを方言コスプレと言います。ウマいねぇ。