都会のネズミと田舎のネズミ

時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。

あだ名禁止令

豊臣秀吉織田信長の草履を懐に入れて温めたって話がありますが、信じます?そんなこと?

仮にそうだとして、そのエピソードを誰が誰に言ったのでしょう?

秀吉が自分で吹聴した?誰に?

信長が言った?これは考えられるけど、それを聞いた人がマスコミでもないのに喧伝しますかねぇ?

真面目に勤務していたことに、後付けで尾ひれが付いたような気がします。

 

こういうのって、政財界の成功者にインタビューしたときに出てくる話です。

アメリカ人が万博にやって来て、大勢の日本人がマスクをしているのを見て、日本人の健康意識の高さから『がん保険』が売れると確信したっていうのと同じ、後付けのありそうな話。今から50年前、春から夏にかけての開催ですからね、マスクして万博を見にいく人なんて、そんなにいたハズありません。だけど、そういうことにした方が面白い。誰も傷つけませんしね。

 

お市の方が、陣中見舞いと称して袋に入れた小豆を送り、信長に早く逃げるよう謎を伝えたとの禅問答みたいな逸話も滅茶苦茶怪しい。直接のメッセージのほうが間違いないでしょう。そんなものを受け取って、それを深読みできるなんて、まるで将棋指しです。伝わらないリスクを考えないなんてあり得ません。東大王でも無理。

だけど、そういう話にした方が面白いんです。誰も傷つけませんしね。

 

大河ドラマ麒麟がくる』は、いよいよ佳境を迎えようとしています。

いくらフィクションといえども、本能寺は外せません。半沢直樹よりもハッキリしたストーリーです。

この物語では、織田信長明智光秀も男前に描いておりますが、実際の信長は有吉弘行も敵わないほど悪意のあるあだ名付けを趣味といいます。秀吉には『ハゲ鼠』。光秀には『金柑頭』。

金柑とは、赤く光って禿げた頭のこと。信長は、頭髪にシビアな意見を持っていたんでしょうね。一説には、光秀の名前を組み合わせると『禿』になるからってのもありますが、だとするなら余計にイヤかも。

小学校の同級生に父親が市会議員だって子がいました。その名前はヒカルと言うのですが、ポスターでは見事に禿げ上がっていて、みんなにしつこくからかわれ、それだけの理由で殴り合いの喧嘩になったことを思い出します。イヤな人はイヤなんですよ、そういうの。『とくダネ!』を見るにつけ、そう思います。

写真がないから比較できないけど、同じように扱われて、受け流せる秀吉と根に持ち続ける光秀との性格の違い。

歴史家には、これが謀反の原因だと言って欲しかった。だから、変なあだ名で呼ぶのはやめましょうと。

そういう話にすれば、実に教育的なのであります。この場合は、誰か傷つくかなぁ?