都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

大人の階段

一夜明けて、マヂカルラブリーがワイドショーに出まくっています。

これで、一気に顔と名前が売れる、まさにシンデレラストーリーですね。

と、今さらのように気付いたのは、司会者やコメンテーターがお笑い芸人だらけだってこと。ネタで勝負していると、いつか飽きられるけど、反射神経で打ち返すだけならば、負担が少ないので。帯だと収入も安定します。

で、MCで成功している人は、みんなキャラ変しています。田村淳、有吉弘行カンニング竹山…激辛→辛口→やや辛のように。松本人志までいくと、その見極めが絶妙で、気を配りながら寸止めを繰り返す技を極めました。

そうですよね。とんがった芸風は、たくさんのアンチを作るので風当たりがキツく、何よりCMが来ない。だから、ここは大人になって、思ったことをそのまま口に出さないようにする。破壊力よりも安定を選ぶのは、家庭を持つ人にとっての当たり前です。

 

そんな中で、例外だと思っていた上沼恵美子が、昨日のM1審査ではバランスの取れたコメントを繰り返していました。

だけど、欠点が少ない人が珍重される世の中は面白くない。コロナが始まってから、ますますタブーが増えましたから。

だからこそ、お笑いではイカれたキャラクターを見続けたいのであります。