若い人の活字離れが進んでいると言われています。
新聞を読まない、本を買わない。
漢字が読めたとしても、書けないでしょうね。文章を打つことがあるとしても、紙に書く機会が減っているのだから。
『スマホ脳』(アンデシュ・ハンセン著・新潮新書)によると、スマートフォンの常用者はスマホに脳を乗っ取られているんだそうです。その結果、集中力の低下が進むので、これは最早、最新のドラッグだとも言い切っています。タブレットのスクリーンが脳に報酬を与え過ぎるため、読んでいても気が散るようで、その結果、長い文章が読めない、書けないという副作用を抱えるようになりました。
デジタル教科書の動きが加速していますが、学習効果は紙の教科書より著しく劣るという研究もあるようです。
テレビから、2時間ドラマが消えつつあります。映画館での鑑賞も辛くなってきたとも。
e-Learningでも長尺のものは受けず、5分程度のものが求められています。
90分単位の大学授業、そろそろ考えどきかもしれませんね。困ったもんだ。