スポーツ評論家の広尾晃氏によれば、この50年の間にお相撲さんの平均体重が30kgも増えたんだそうです。
少し前のデータだけど、2018年1月場所の幕内力士42人の平均体重が164kg、1968年1月場所の幕内力士34人が131kgですって。
巨大化したのは、ラグビーだけじゃありませんでした。
巨大化に伴って、釣り技が見られなくなり、その結果、決まり手としてのうっちゃりが絶滅危惧技となったと言います。
かくして、ほとんどが寄り切り、押し出し、はたき込みに。
どの取組みを見ても、似たような感じなのは、そのせいです。パワーゲームだから、長い相撲も少なくなりました。
立ち合いで変わったら卑怯だと言われるし、それって清原が変化球を投げるなって怒ってるみたいなんだけど。うーん、そうか、野球はガツンとぶつかり合わないスポーツなんだね。
二人分で60kgも大きくなった大相撲は、土俵の大きさを見直さなければいけません。
ガツンとぶつからない野球でさえ、球場を大きくしましたからね。
土俵をひと回り大きくすれば、動き回れるので、炎鵬も活路を見出すかも?
だけど、そんなことしたら、みんなもっと大きくなったりして。金魚だね、こりゃ??