都会のネズミと田舎のネズミ

時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。

適齢期

日本へやって来たプロ野球の外国人選手の中で、最も強烈なインパクトを与えたのは、1987年に1年だけヤクルトに所属したボブ・ホーナー選手だと思います。
来日デビューの阪神戦、第3打席でホームランを打つと、翌日は3本のソロ本塁打を放ち、三戦目はストライク勝負を避けたタイガース投手陣が、敬遠を続ける始末。一日置いた広島戦でもスタンドへ二発を放り込み、何と4試合で11打数7安打、本塁打6のデビューを飾りました。シーズン終了までに、一体何本打つのだろうという期待を抱かせたものです。どこへ投げても打たれるような、神がかった感じでした。
そもそも、普通だったら日本でプレーするハズのない現役バリバリのメジャーリーガーが、なぜやって来たかというと、高騰する年俸が折り合わなかったため。ヤクルトは、三億円を提示して、単年契約へとこぎつけました。当時、日本人の最高年俸は、落合博満選手の1億3,000万円でしたから、破格であったことが分かります。
このとき、ホーナーは29歳。野球選手のピークは30歳前後だと言われているので、さもありなんの大活躍でありました。
振り返ってみると、バースやブーマー、ラミレスなど、球史に残るような記録を残した選手はみな、20代での来日でした。メジャーでの成績が輝かしい選手ほど、出がらしであることが多かったのです。これは、コスパが悪い。

今季も日本プロ野球に、多くの助っ人がやって来ました。以下は、年齢のベスト5(?)です。

  1位 E・テームズ(巨人)1986/11/10
  2位 J・スモーク(巨人)1986/12/5
  3位 カスティーヨ(楽天)1987/7/9
  4位 エチェバリア(ロッテ)1989/4/15
  5位 コンリー(楽天)1990/5/24
     ロハス・ジュニア(阪神)1990/5/24

ちなみに育成登録以外の新規支配下登録外国人選手は、両リーグで20人ですから、多くの球団が実績よりも伸びしろに期待を込めているのが分かります。
ジャイアンツの外国人選手が、25本塁打で2割7分程度打ったとしても、すぐに斬られるのは、この伸びしろがないからです。我慢して使い続ければ、そこそこ記録を残すんでしょうが、どうも次元が違うようです。3年ぐらい前の姿の再現を見ている。結果、諦めるのも早い。楽天阪神にも似たような性向が窺えます。外国人起用の考え方に問題あり。

巨人ファンは、強力打線誕生だと浮かれていますが、キャリアハイを望めない選手に多くを期待はできません。
リーグ3連覇はないと断言しておきましょう!