都会のネズミと田舎のネズミ

時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。

問題だらけの12球団

プロ野球の開幕が二週間後に迫ってきました。

この時期、決まって刊行されているのが『プロ野球 問題だらけの12球団』(小関順二著・草思社)です。

野球評論家は大勢おりますが、ほとんどはプロ野球経験者です。

そうじゃない中で、私が注目しているのがまず、お股ニキ氏、二宮清純氏、広尾晃氏、そして、小関順二氏です。

小関氏がスゴいのは、多くのアマチュア選手を主要な大会でストップウォッチを持って取材していること。投手の投球時間と捕手の送球時間、それに打者のスピードを詳らかに計測しています。だから、技術論はともかくも、一軍で通用するかどうかの眼は確かです。

そして、各球団に所属する選手をポジション別年齢別に仕訳けして、補強すべきポイントがどこにあるかをハッキリさせました。

これに影響されて、ドラフト戦略を見直した球団も多いと聞いています。

もう一つ、独特なのは、与四球が少なくて与死球の多いチームを良しとしていること。内角を恐れず攻めている証拠として挙げており、確かに因果関係が認められます。

さらに面白いのは、二軍での成績を見て、翌年に活躍する選手を予言しているところです。

なんか、人工知能がやるような手法を体現しているようで、そういう楽しみ方もあるなぁと思わされます。

このシリーズ、2000年からずっと続いていて、前年にドラフト指名された選手のプロフィールが分かるので、ときどき見返してはニヤニヤしております。