久しぶりに観た昨夜の『朝まで生テレビ!』は、オリンピック開催の是非をめぐる討論でした。
世論調査では、中止または延期にした方が良いという意見が7割を占めている中で、強行すべきかどうか、議論は白熱しました。
何がなんでもやるとすれば、来日する選手へのワクチン接種を義務化したり、入国してしばらくの間、隔離するような話が出ていたけれど、選手からすれば「そんなら、止めた」と個人レベルでの出場辞退が多く起こるように思います。短期間でコンディションを整えるのは難しいと。その分、日本のメダルラッシュはありそうだけど…。
無観客では、経済的なメリットもほとんどなく、それ以前に受け入れ体制を万全にするための外出制限が窮屈です。
うーん、それでもやりますかねぇ?
コロナに対して無策なのは、厚生労働省の責任ですが、どうしてそうなってしまうかと言うと、人手不足だからのようです。
そもそも厚生省と労働省が合わさった厚労省は、医療・年金・介護の上に、雇用はもちろん、少子高齢化対策や男女共同参画社会の推進など喫緊の課題が満載にも関わらず、一律に課せられた人員削減の煽りを受けて、どうにもならなくなっているとのこと。
ここをなんとかしないと、医師会を抑えることができないらしい。厚労大臣は、重要なポストなのであります。
番組終盤で、司会の田原総一郎氏(来月87歳)が議論と全く関係ない押し付けられた憲法の話を始め、放送事故みたいになっていました。
生放送ならではの大暴走で、油断なりませんが、そういうのを含めて朝生の魅力なのであります。