都会のネズミと田舎のネズミ

時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。

ビタミンF

月に一度、書店に行って買いだめをします。そのお店のPOPを参考に、10冊ほどを吟味。今回は、100%涙腺崩壊のキャッチにつられ、重松清氏の『ビタミンF』(新潮文庫)を購入しました。今さらですが、2000年の直木賞受賞作だそうです。
なるほど、看板に偽りなし。七つの短編が収められた作品は、粒ぞろいでした。ジャンルとしては、家族小説とでも言うんでしょうか。どこにでもあるような題材を巧みに描いています。このひとは、子供の心理描写が上手い。なんか、いろんなことを考えさせられました。ビックリするような事件は起こらないんだけど、それがまた日常であります。85点。