都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

ドンガバチョ

小学生のころ、夕方5時45分は『ひょっこりひょうたん島』の時間でした。

二年生の私には、活火山だとか海流だとか設定がよく分からないんだけど、毎度流れるテーマソングが補っていて、島が船みたいに動くらしいということは掴んでおりました。

言葉の意味が分からないものの、インプットされていくボキャブラリーは数知れず。

摂政や関白という役職があって、どうやらそれは偉いらしいというのを「摂政関白太政大臣藤原のドンガバチョ・ゴム長」で知りました。日本史を知らなくても覚えるんだ、これが。

今、思えば、子供向けのミュージカルだったんですね。やたらと劇中歌が多かったのを思い出します。

楠トシエとか中山千夏とか、懐かしいねぇ。

「みなさーん」と演説するドンガバチョは、多国籍語を操る藤村有弘氏で、タモリの四カ国語麻雀のルーツみたいな声優さんでした。知的で上品な笑いを運んでくれたのです。

ネット検索すると、主題歌をモーニング娘。がカバーしてました。これが実に楽しい。→https://www.youtube.com/watch?v=-V00wFBhVkg

改めて、子供の心をギュッと掴む名曲だと思います。

 

番組が打ち切りとなったのは、国民全員が郵便局員であるという仮想国のパロディが行き過ぎて、その国の大統領自身が郵便物を盗むというストーリーがNHK監督官庁である郵政省(現総務省)を刺激したからだと言われています。

ちょっとビックリだけど、そこはそれ、接待が足りなかったのかもしれません。やれやれ。