都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

ホキ

ほっともっとの王者といえば、のり弁330円です。市場へ通っていたころ、朝食で結構お世話になっていました。

コンビニおにぎりよりもズッシリしているのがいい。あったかいのも魅力でありました。

ちくわと並ぶ揚げ物ツートップが白身フライです。

ん? 白身って何?

調べると、これが南の海で獲れる深海魚の一味「ホキ」でした。日本近海で獲れないので和名はナシ。深海生活が長いので、ビジュアルが今ひとつです。だけど、さっぱりしていて臭みがなく、揚げ物にピッタリしています。大柄なので、個人取引きに向いていないから、お弁当屋さんは、いいところに目を付けました。

「何のお仕事ですか?」と聞かれ「接客です」というような話。聞いちゃいけない雰囲気が、容器から漂っています。

 

沼津港では、深海魚が売りのお店が何軒かあります。駿河湾が、国内で有数の深さを誇っており、それに応じたサカナが獲れるそうです。

水圧に負けないようにウロコがないサカナが多く、脂が乗ってふっくらしているのが特徴的です。深海では、食べるものが少ないので、そのせいか、臭みが少ないとも言われています。

一番人気は「デン」だけど、お店では深海魚の方が、通りがいいようです。白身の深海魚。