都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

ゴーマニズム宣言 コロナ論

カープ球団のクラスター感染は、連日じわじわと増え続け、選手及びコーチ・スタッフで合計12名が陽性反応者となりました。

この中で、症状が出たのは、39、8度の高熱を発症した菊池涼介選手のみ。あとの11名は無症状だといいます。

ということは、菊池選手の発熱がなければ、もしかしたら何事もなかったように、日常が進んでいたかもしれません。つまり、世の中では、実際にはズブズブに感染が蔓延しているのだけれど、表面化しないケースがあるかもしれないってこと。これが、この病気の謎なところです。罹っているんだけど、正確には分からない。人によって、その表れ方が違います。

 

本当に若者が重症化しないのだとすれば、高齢者と基礎疾患のある人に限り、いろんな制限を課して、その他の人たちには自由に動いてもらい、経済を回していくというのが正しい態度である。その代わり、医療体制の充実には多くの予算を投入して、重症者対策の一点に絞り込む。決して病気を撲滅させようなんて思わないようにしよう-というのが『ゴーマニズム宣言 コロナ論』(扶桑社)における小林よしのり氏の主張です。

 

全く同意見。累計の死者数が12,000人程度で、感染力が通常のインフルエンザの十分の一程度に過ぎない病気のために、経済をボロボロの状態に追い込むなど、考えられません。その思想のベースには、他国がそうだからというグローバリズムがあるんだけど、我が国のように衛生観念が発達している国は、他になく、参考にならないとさえ思うのです。ほとんど受け売りですが。

「毎日湯船に浸かる」「しょっちゅう洗髪する人が多い」「室内は土足厳禁」「マスクに抵抗がない」「ハグや握手の習慣がない」「ウォシュレットが普通」

こういうことを堂々と誇るべきで、オリンピックはそれを宣伝する良い機会だと、急に思い直しました。普段から清潔にしているからこそ、他国のような惨状にならないんだと。

この際、清掃の技術もワンランク上だとアピールしましょう。ビルメン業界は、技術移転の絶好のチャンスを迎えました。