都会のネズミと田舎のネズミ

時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。

どうしても頑張れない人たち

今週の『ドラゴン桜2』では、発達障害の少年が取り上げられていました。

耳からの情報は、ほとんど受け付けられないけど、目で読み込んだ情報は、瞬時に処理されていく能力の持ち主。桜木先生は、そのことに気付き、環境を整えて、才能を開花させました。

ドラマの終盤で、障害のある彼を何故入学させたかという桜木先生の質問に対し、敵役の理事長は、こう答えます。

「世の中に出たら、いろんな人がいる。生徒たちは、これから社会に出て、そういう人たちと手を取り合って生きていかねばならない。多様性を尊重し、互いに協力していくことを生徒たちに学んでほしい。だから、発達障害の子も入学を希望するなら、普通学級で受け入れて来た」

その考えが、生徒たちにも浸透しているかどうかも問題ではありますが…。

桜木先生は、こう言いました。

「勉強に対する抵抗感や嫌悪感がほとんどない(発達障害の)彼は、いざ勉強を始めたとき、物凄い勢いで知識を吸収できた。生徒は自由に伸び伸びと個性を伸ばすべきだ。勉強ってのは、強制的にやらされたからといって伸びるもんじゃない。だからと言って、野放しにして自由にやらせればいいってもんでもない。人間には上を目指したいって本能がある。覚悟を決めたら、生徒は自ら殻を破り能力を開花させる。教師の役目は奴らの中に眠っている好奇心を刺激してやることだ」

痺れますねぇ、ホント、そのとおりです。

 

『ケーキの切れない非行少年たち』続編の『どうしても頑張れない人たち』(宮口幸治著・新潮新書)には、障害のある子供に対し、支援する者は、三つの点について注意すべきだとしています。

(1)本人が安心できる土台を築くこと

(2)本人が信頼できる伴走者を作ること

(3)チャレンジできる環境を整えること

普通のカリキュラムの中では、評価基準が減点法なので、落ちこぼれを作りやすい。だけど、視点を変えることで、有為な人材を活用することができます。

ベトナム人技能実習生に日本語を教えたとき、そのことを強く感じました。

障害者雇用と外国人雇用に求められるセンスは、よく似ているのであります。