小学校で習う文部省唱歌には、子どものボキャブラリーを超えた歌詞がいっぱいあったけど、意味が分からないながらもそのまま誦じておりました。
「いい爺さんに連れられて行っちゃった〜♪」「雪やこんこん、あられやこんこん」「うさぎ、美味し〜かのやま〜♬」
ビートルズの曲に合わせて、カタカナで歌詞を覚えるような、そんな感じです。意味なんか、どうだっていい。って覚えると、正しい言語知識が身につきません。それは、歌ウマにも関係しているでしょうね、きっと。
とは言え、ウサギの肉が美味いと思っている人は、結構いるんじゃないかと思います。
本日の『ミヤネ屋』では、北朝鮮の食糧難を特集していて、彼の国ではウサギの飼育を奨励しているとのことでした。
エサが草なので飼いやすく、繁殖力が強いってことで、貴重なタンパク源だというのです。
自分たちで育てたペットを食べましょうってのは、スゴい情操教育ですが、日本でも戦後しばらくは似たようなものだったそうで、改めて飢饉の深刻さを感じます。親玉は痛風ですけどね。