「日本のコロナ感染は、世界的にみてさざ波状態である。陽性者は若者が中心で、その場合の死亡率は極めて低い。ワクチンが不足していると言うが、重症化しやすい高齢者はほぼ射ち終えている。だから、いつ脱コロナの宣言をしても、おかしくない状況にある。変異株は、感染力が上がっているものの致死率は低いので、恐れることはない」
昨日の『辛坊治郎ズーム そこまで言うか』で元厚労省医系技官・木村盛世氏が、こう語っていました。
コロナは風邪なので、集団免疫をつけることはできません。しかしながら、死亡リスクが高い高齢者へのワクチン接種が進んでいるので、重症患者が激増する可能性が低い中、緊急事態宣言を行うのは逆じゃないかってことです。今こそ、菅総理が判断するべきであったと。
小林よしのりだと表現が過激になってしまうけど、木村氏のデータに基づいた冷静な意見は、そうだなぁと思います。
いや、コロナ患者をゼロにするなんて無謀な考えこそ、危険なのです。いつまで続けるつもりなんでしょうか?