その昔、草野球をやっていたときのこと、新宿区の大会は春秋二回の開幕に合わせ、参加チームを一同に集めて開会式を行う決まりになっておりました。セレモニーの開始はプラカードを掲げての入場行進です。ここに出席できなかったチームは失格。我々は、企業のチームなので、選手はみんな一時間以上をかけて集まらなければなりません。わざわざそれだけのために、ユニフォームに着替えて8時集合。君が代は、ソノシートでした。MISIAを呼ぶわけないもんね。アマチュア野球連盟は、上から下までそんな感じです。規則と儀式が大好きだと。誰も止めようと言わないもんだから、ズルズル続いているように思います。今もやってるのかなぁ。
さて、感染と観戦がゴッチャになって始まった東京五輪、開会式から見どころ満載でした。
ダイバーシティがメインテーマだとでもいうように、八村塁や大坂なおみを前面に立てていましたし、長嶋茂雄は闘病克服の象徴として。
ドローンで絵を描いたのも凄いし、ピクトグラムのパフォーマンスも芸が細かい。
森山未來をはじめとして、ダンスパフォーマンスはいつの間にか日本のお家芸となったように思います。欲を言えば、土屋太鳳・蛯名健一も入れて欲しかった。
それと、ゲーム音楽が世界共通言語だと再認識。
あんまり考えたことなかったけれど、クールジャパンは新旧文化の発信基地だというのが、このたびの国威発揚でありました。
それにしても、渡辺直美のキレッキレダンスは残念だったなぁ。余計な裏話が暴かれなけりゃ、充分に成立してました。
それもこれも、睨みを利かせていた森喜朗が消えて、何でも反対の人が勢いづいたような気がします。にらみねぇ!?
立川志らくはTwitterで、バッハ会長の後で「話が長くてゴメン」とコメントさせればオチがついたハズだと皮肉ってたけど。
暫くは、このお祭りを楽しもうと思います。しばらくねぇ!?