友人が5人の子供を連れて、遊びにやって来ました。
上の3人(高一、中三、小六)は女の子なのでそれなりに大人しいのですが、下の2人は小四で双子の男の子。
弁護士の父親の遺伝子を受け継いで理屈っぽく、いろんなことを聞いてきます。
「何のために勉強するのか?」
「株は儲かるのか?」
「就職するならば、どこの会社が良いのか?」
世の中には正解があって、自分は失敗したくないとのデジタルな思考が見て取れます。しかも、ラクな方が良いと。
拝金主義はよろしくないと言っておきました。ん? 拝金?
先日の『そこまで言って委員会』で、2019年に実施された日本財団による「18歳意識調査」のデータを紹介していました。
それによると「将来の夢を持っているか?」の設問に対し、
中国 96、2%
インド 95、8%
アメリカ 93、7%
韓国 82、2%
日本 60、1%
「自分で国や社会を変えられると思うか?」
インド 83、4%
アメリカ 65、7%
中国 65、6%
韓国 39、6%
日本 18、3%
「自分の国の将来は良くなると思う」
中国 96、2%
インド 76、5%
アメリカ 30、2%
韓国 22、0%
日本 9、6%
とっても悲観的です、日本の青少年。
番組で、今どきの子どもは貯金してるって言ってました。借金はしない。国がさんざんしてるから。
そして、年金が当てにならないってこと、肌で感じているのでしょう。
ビットコインなんてのも、良くありませんよ。ちゃんと働かなくっちゃ。
とは言うものの、オリンピック後は、子どもにゴルフやスケボーやサーフィンをさせようとする親が増えます。
文化系はもちろん将棋。
一攫千金を狙って…千金ねぇ?