例年のお盆の時期、ランドセルメーカーはCMをバンバン流していました。
子供が孫を連れて帰省したチャンスを逃すまいと、カラフルでスタイリッシュなモデルをこれでもかと投げかける。
革製で丈夫なそれは、五万円前後の高級品なので、入学祝いに丁度よく、配偶者サイドの祖父母に負けまいとの見栄も働くようです。
コロナ禍での戦略は、どうなんでしょう?
高額な方が売れるだなんて、いい商売であります。
ジジババの闘いは、内戦もありまして、孫が遊びに来るときに「おじいちゃん家」って言うかどうかは大変気になります。
これはおそらく、お年玉を渡す担当者が有利です。犬が散歩に連れ出す人が最愛なのと同じ。そしてそれは、財布を管理するおばあちゃんであることが多い。孫は、特別に意識することなく「おばあちゃん家」寄りで発言するようになります。
気にするお爺さんは多いでしょうね。大黒柱のハズが、引退後は存在感が薄れますから。なので、購買意欲に火が付きます。季節外れのサンタクロース。企業はそこのところを狙う。多分ね?