都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

笑い飯(2010/6/28分再掲載)

将棋部の先輩にタカサカという人がいました。
とても温厚な真面目な人で将棋も強く、みんなに一目置かれていたのですが、唯一の欠点(?)は食事が極端に遅いこと。たまにいますね、そんな人。牛みたいにゆっくり食べる。反芻しているのかも?

合宿でのこと。
あるんですよ、将棋部の合宿。一週間のあいだ、昼間からずうっと、将棋を指している。民宿の人は、呆れてました。ドヤ街で仕事にあぶれたオッサンたちを見るような…。
いつものように、昼食を簡単に済ませた私たちは、雑談が盛り上がってエスカレートし、尾籠なネタへ。
ドリフターズを悪くしたような子供じみたアホ話です。書けません、バカバカしすぎて。
そのとき、これから食事の佳境に入ろうかとしていたタカサカ氏は、真っ赤になってこう言いました。

  「お前ら、人がクソ喰ってるときに、メシの話するな!!」

マジです。計算なし。
その後、同氏は説得力を失い、部員たちは引き続き、話を続けるのでありました。ひでえクラブ。


最近の若者の中には、便所の個室で食事する人がいるんだそうです。“便所飯”というステータスを与えられた立派な行為。
友人のいない者が、一人で食事をする寂しい姿を誰かに見られないようにするため、こうなるんだとか。
そういや、サラリーマン時代、ランチ仲間が出張でいないとき、結構ドキドキしました。
だから、分からなくもない。

今の時代、携帯電話に象徴されるように、いつも誰かと繋がっていないと不安になります。
考え方の価値を決めるのは、みんな。自分じゃありません。でもねぇ…。

“臭い飯”とは、塀の中の話だったんですけどね。
もっとも、今どきはトイレがきれいなので、そんなに臭くないかも。
洋式便器のフタをお膳にするのか、座るのかは、謎です?
和式は、ムリでしょう。なんとかライスもちょっと…。タカサカさんに怒られます。