先日、辛坊治郎氏のラジオを聴いていたら、アパホテルの女性社長が出演していました。
これが鈴を転がしたような美声で、この人一体いくつなんだろうと検索したところ、74歳ですと。
顔は知ってました。これでもかと出てますからね。
それにしても、コロナ禍で沈む業界にあって、異次元で輝き続けるアパグループの戦略には、目を見張るものがあります。
福井県の信用金庫職員からのスタートは、簡単な話じゃなかったと思いますが、稲田朋美〜安倍晋三のラインにピタッとハマって、風を呼び込んできました。
DeNAとアート引越しセンターと並ぶ三大女性経営者企業です。アッパレ!
最近、女性経営者が主人公のドラマが目立ってきました。
松たか子主演の『大豆田とわ子と三人の元夫』、江口のりこ主演の『SUPER RICH』、そして高畑充希主演の『ムチャブリ!わたしが社長になるなんて』です。
女性が抜擢された人事について、周囲がどう見るかは、大臣就任のときに感じられる空気と似ています。
「なんであいつが?」という感覚を持たれてしまうのは、男性もそうだけど、意外に女性からの妬みが少なからずあり、そっちの方が気になったりする、そういうもの。かくして、繊細な人ほど追い込まれてしまうようで、胆力が試されるところでもあります。
だから、ドラマの題材として拡げやすい。
恋愛モノと同じように、気持ちの行ったり来たりでワンクールが進むのであります。
調理スタッフよりも管理部門の人間が多いっていうのは違和感ですが、高畑社長には頑張ってもらいたいところです。