都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

パントマイムの勘どころ

パントマイムとの出会いは永六輔さんと学校ごっこのイベントをやったときに紹介された『カンジヤママイム』が最初でした。

長身のイケメン男性と小柄な女性のユニットで、永さんに可愛がられていた二人は日テレの『遠くへ行きたい』にも客演として、結構使われていたのを思い出します。「奥の細道シリーズ」は素晴らしい芸術でした。

男性の方の藤倉健雄さんは、大学の講師もやっていて、その出勤途上に京王線の車内で会うことが続き、授業に繋がるようなマイムの話を聞かせてもらいました。パントマイムとはイメージ創りであり、そこにないものをあるように想わせる、そのための工夫であると。具体的には①止める②分解する③想像力を働かせることが大事で、それぞれを突き詰めていくんだそうです。

 

次の出会いはニュースペーパー時代の松元ヒロさん。公演の人気コーナーに「天気予報」の原稿に合わせてマイムの動きで表現するというのがあって、「高気圧が勢力を強めながら東に張り出して」(自分の腰をグイグイと突き出す)とか「朝からぐずついたお天気となっている」(子供がわがままを言ってる様子)とか「概ね晴れるでしょう」(自分の胸を強調する)などを身体全体を使って笑いに昇華させてしまいます。見ればわかるんだけどなぁ。

彼らのグループは、全員が歌って踊れる芸達者揃いで、パントマイムの動きもマスターしており、言葉がなくても会話が成立しておりました。

表情にポイントがあって、目は口ほどに物を言っていたのであります。

 

昨夜の『情熱大陸』では、オリンピック開会式のピクトグラムで注目されたがーまるちょぱが取り上げられておりました。

一気に知名度が上がりましたからね。趣味、パントマイムって人も増えているのかも?

この人、本当は二人組だったのですが、方向性の違いからお互いがピンになってしまったのは残念です。二人ともが一切喋らず、ドタバタ進んでいくステージが結構好きだったんですけどね。バカリズムと同じで、名前は変えていないんだ。

ともあれ、蛯名健一もそうだけど、ダンスパフォーマンスは言葉がいらないので簡単に国境を越えられるのがスゴいと改めて思いました。

エンターテイメントの世界が活気づいて、多くのスターに世界で輝いてほしいです。

それにしても、渡辺直美はちょっとの差で掴み損なったなぁ?