都会のネズミと田舎のネズミ

時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。

12球団戦力分析(日本ハム)

就任直後から一挙手一投足が注目されるビッグボスですが、突飛な外見とは裏腹に、しっかりした考えを持っており、人間の情に通じているところをたくさん見せています。

彼を変えたのは、メジャーへの挑戦でした。

請われて入団したのではなく、売り込んで道を切り拓いたため特別扱いされることなく、マイナーへの降格も経験しています。

日本の野球とは違うベースボールは全てが新鮮で、考える時間をたくさん持ったことで、自分を見つめ直す絶好の機会となりました。

メジャーを経験した監督の良い点は、そういうところだと思います。価値観の多様化で、過去にこだわらないところ。人間関係についてもです。

キャンプ中は、球界とは縁のない武井壮や室伏浩二を招き、身体の使い方や故障しないようなトレーニング法に言及していました。歩き方にさえ留意すべきだとする教えは、若い選手たちにとって刺激的で、プロとしての心構えを伝えるのに効果があったのではないでしょうか。感じて考えての繰り返しが良いのだと。

昨日のオープン戦では、わずか一安打で八安打のヤクルトに1対0で勝利してました。こういう勝ち方を望んでいるような気がします。

打撃には目を瞑り、守備と走塁にこだわる。だから、若手にチャンスが広がります。練習にも力が入る。

 

五十幡・万波・今川・佐藤・水野・上川畑・細川と、今年飛び出してきそうな選手がゴロゴロしているのが魅力です。

ノンテンダーで、重石を外したのは、そんな意味もあったでしょう。ベンチから中田と西川がいなくなったのをプラスだと考えます。

チームの浮沈の鍵を握っているのは、清宮幸太郎と吉田輝星でしょう。二人ともダイエットの指示があったそうですが、果たして吉と出るか凶と出るか?メンタルに問題があったとすれば、他人の悪口を言わないビッグボスとの相性が良さそうですが。

 

以前、ロッテ元監督のボビー・バレンタインはこんなことを言ってました。

「選手が10人いたら、私のことを好きな選手が3人いる。大嫌いな選手も3人いる。残りの4人は監督のことなんてどうでもいいと思っているだろうが、そのどうでもいい選手が大嫌いに引き込まれないように注意して見ておくのが、チームをまとめる最善の方法だ」

日本ハムのコーチや選手の中に、ビッグボスの奔放な空気にどうしても付いていけない人も、おそらくはいるでしょう。

これを理解しサポートするのが、木田二軍監督であり、多田野二軍投手コーチです。二人とも、メジャー経験者だし、ハンバーガーリーグと言われるマイナーの悲哀もたっぷり味わっており、共通するところが多く、それが強みでもあるわけです。

今年は助走期間としてじっくり見守りましょう。最下位でなければ御の字だし、戦績以上に新しい風が吹くのが楽しみなシーズンとなりました。