今朝の『がっちりマンデー!!』でドンキホーテを特集していました。
年間売上げ1兆7千億円のこの会社では、創業者が書き上げた「源流」と呼ばれる従業員の行動指針が社員のバイブルとして徹底されています。
その経営理念はこんな感じ。
第一条 高い志とモラルに裏づけられた、無私で真正直な商売に徹する
第二条 いつの時代も、ワクワク・ドキドキする、驚安商品がある買い場を構築する
第三条 現場に大胆な権限委譲をはかり、常に適材適所を見直す
第四条 変化対応と創造的破壊を是とし、安定志向と予定調和を排する
第五条 果敢な挑戦の手を緩めず、かつ現実を直視した速やかな撤退を恐れない
第六条 浮利を追わず、中核となる得意事業をとことん突き詰める
この中で特に重要なのが権限委譲で、アルバイトに発注依頼を任せるところに急成長の秘密がありました。
もっと売り上げるためにどうすれば良いかを考える人が多いほど、エネルギーが高まるってことですね。
これをプロ野球に当てはめると、監督が前に出て、何でもかんでも口を出すようなチームは強くなれないと考えられます。監督は、コーチやスタッフに考えを伝え、自分の分身を作り出すことこそが重要なんです。意見がいっぱい出て、それを監督が集約していくのが理想の姿であると。
ビッグボスが、コーチを持ち上げるようになったら、ファイターズはスゴく強くなると思うんだけど、どうでしょう?