昨夜、BSで広島VS巨人を観ていて、空席が目立つ東京ドームが気になりました。公式発表では、24,554人(収容人数46,000人)ですと。
この状況は、他の球場も似たり寄ったりで、入場制限なしでも五割程度の入りが普通です。
コロナ前の2019年は、各球団ともチケット販売が好調で、売上げ記録を更新していたのがウソのようです。
なんだか、夢から醒めて、別に行かなくてもいいかというのが分かっちゃったような感じ。
それって、居酒屋にも当てはまると思うんです。別に、行かなくてもいいかと。ヤバいなぁ、居酒屋経営。球場とソックリ。
こうして、みんな、仮想空間へと流れていきます。
買い物ですらも、行かなくなる。
旅行もねぇ、バーチャルリアリティで済ませ、お土産をネット購入すれば、充分に行った気になると考える人が出てくるでしょう。
満腹中枢を刺激して、食べた気になる匂いだとかタブレットが健康食品として売り出される日も近いかも?
コロナの本当の恐ろしさは、なくても良いものが炙り出されたことです。
他人との関わりが、リスクですらあると思うようになってしまったこと。
会社なんかも、行かなくてもいいとなると、そこから派生して、その仕事いらないから、その人もいらないなんてなるかもしれません。
「無」だとか「空」だとか…そうなると今度は宗教の出番です。
近い将来、ヘンな指導者が現れるような気がするなぁ。『21世紀少年』(滝沢直樹著)の後遺症でありました!?