プロ野球の審判が、どこから給料をもらっているかというと、NPB(日本野球機構)からです。
以前は、セ・パに分かれていてストライクゾーンも微妙に違っていたりしましたが、経費節減の流れで部門を統一し、リーグではなく地域で担当しています。
それが、2013年にアンパイアスクールが誕生して以降、選手上がりで職につく審判は、ほとんどいなくなりました。その方が良いでしょうね。選手にマウント取られる心配がないから。
だけど、審判員の中ではどうでしょう?
先輩後輩の人間関係の中、複雑でしょうね。外野の線審が減らされたりで、仕組みがどんどん変わる世界。2018年のリクエスト制度導入もストレスだったと思います。だったら塁審なんていらないじゃん。かくして、球審がコールするストライクボールが最後の聖域となりました。ここは譲れない。ガチャガチャ言われたくありません。ルールブックにも、文句言っちゃダメよと書かれています。
それに、グレーゾーンがあった方が、接戦を演出する意味では面白いと無責任に思ったりもします。草野球の審判をしていたとき、私はそうしてました。常に負けてる方の味方。その方が楽しいから。
機械が判定するようになると、ワンサイドゲームが増えてつまらなくなるんです、多分。
だから、審判のそこのところは触れちゃいけない。それが私の主張です。