都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

萬来亭

今から15年くらい前の話、横浜・中華街の入口に住んでいた私のランチは週五で中華でした。

150軒ほど制覇したハズです。片っ端から行きまくりました。

当時のベスト5は、1位『辣』2位『安楽園』3位『萬来亭』4位『愛群』5位『東光飯店』です。このうち、1位と2位はなくなりました。

飲食店を続けるのは、後継者の問題もあって、なかなか難しいものです。

で、本日久しぶりに3位の萬来亭を訪れました。

この季節、拌麺(ランチ700円)が忘れられない味だからです。

常温の自家製麺に味噌味の豚ひき肉が乗っかったシンプルなものなんだけど、これが美味い。クセになります。

ここのお店の塩対応は、中華街でも屈指の伝統芸です。上海でモデルをやっていたという高身長かつ美人の先代のママさんは、カタコトの日本語のフリをして、客に媚びるようなことを全くせず、笑顔の隙を見せません。ネットの口コミでもボロクソに書かれておりましたが、その跡を継いだ娘さんも拍車がかかっていて、なかなか楽しませてもらいました。

隣席の二人連れのお客さんが取り分けようと「小皿をいただけますか?」とお願いしたところ、ランチの客はダメだと一蹴。プロ野球のビデオ判定は2回までを持ち出されたようなシーンで、依頼のハードルがじわっと上がるのを見た気分です。全然、驚きません(汗)。

平日ながら、界隈の客足はすっかり戻っているように感じました。やれやれ。