都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、プロ野球ネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

前半戦総括(セ・リーグ)

昨日はカープが乗ってくると手がつけられなくなると書きましたが、秋山が欠場したからか、ヤクルトは塩見・山田・中村がスタメン復帰して、あっさり押し切られました。こういうのも流れですね。一生懸命なのは自分たちだけじゃない。

 

さて、3分の2を経過して、阪神と広島が勝率5割に乗せて、セ・リーグが少しだけ面白くなってきました。

データをもとに、各チームの前半戦を総括していきましょう。

 

〈ヤクルト〉

今年のプロ野球は、投高打低でジリジリする試合が多い中、ヤクルトだけがどこ吹く風。バランスの良い打線と強力なリリーフ陣に支えられて、一点差ゲームで15勝8敗と接戦における強さを見せています。安打数を総得点で割った得点効率でも、1、93と12球団唯一の一点台をマークし、ゲーム運びの巧さを示しました。4番の村上は三冠王を狙う勢いなのが凄い。チーム内にコロナが蔓延しても、それを寄せ付けない身体の強さも魅力です。どこまで伸びていくんだろう?

阪神

開幕9連敗で、最大借金が16まであったのを前半戦最後で完済したのはアッパレです。何と言っても11勝をマークした青柳の存在が大きかった。コントロールの良さは球界一かも。引っ張られるように、投手陣が与えた四球が両リーグ最少の184で、相手を無四球に抑えた試合がダントツの16。チームゴロ率ナンバーワンの1、21を誇り、被本塁打52もリーグ最少です。キャッチャーの捕逸が一つだけなのも凄いけど、盗塁阻止率46、8%も両リーグ1。タイガースはバッテリーが共に優秀なんです。課題は打撃陣。相手チームを3点以内に抑えた64試合が40勝22敗2引分けでは、ピッチャーがあまりにも可哀そう。ヤクルトだとそれが44勝9敗1引分けなんです。

〈広島〉

内野安打と相手のエラーによる出塁がリーグ一位なのは、全力疾走が徹底されている広島らしさ。犠打を多用し、犠牲フライが多いのもカープ野球の特長と言えるでしょう。ところが、95試合を経過して盗塁数が16しかないのは、何かの間違いかと思ってしまいます。成功率が45、7%というのも酷い。5割を切っているのはカープだけです。しかも、守る側の阻止率が16、4%とは目も当てられません。チーム内では、盗塁という言葉がタブーになっているんじゃないかと思ったりもします。一方で、強力な先発投手陣が平均で6、26回と長いイニングを投げてくれるので、徐々にではありますが、リリーフ陣が安定してきました。後半戦は秋山翔吾頼み。監督がお地蔵さんなので、選手のリーダーシップに期待しています。

DeNA

佐野・牧・宮崎の日本人クリーンアップが強力で、投手もそれなりの顔ぶれが揃っているのに、今ひとつパッとしないのは、監督がヘボいからです。カープ以上に作戦というものを感じません。彼が唯一、張り切るのは救援投手を次々に投入するところ。そのせいで、平均の起用数である3、49人は両リーグワーストです。そういう無理使いは終盤にバチが当たるのは間違いありません。そして、一点差ゲームに11勝16敗と5つの負け越し。接戦の弱さは、監督のせいでもあるのです。

〈巨人〉

三軍まで大量の選手を抱え、有望な若手がたくさんいるにも拘らず、外国人選手を獲り続けていることに対し、異議を唱える人はいないのでしょうか?鎌倉殿の源頼朝を見ているようであります。信頼関係なんて生まれっこない。監督は、甥っ子の菅野投手の衰えにイラついているんでしょうが、若手投手がちょっと失敗すると、制裁を加えるかのように露骨な外し方をするに至り、マネジメントなんてあったもんじゃありません。チームでは、主力の岡本・坂本・丸・ポランコ・中田が競い合うようにフライを打ち上げるばかり。これが東京ドーム使用の弊害です。監督がホームラン好きだから、余計にその傾向が強まってしまうのです。たくさん打つってことは、たくさん打たれるわけで、そういう試合を繰り返すと、試合運びがどんどん雑になっていくのです。

〈中日〉

三振594と四球186は、共にリーグ最少。つまり、何かに追い立てられるように早打ちなんです。そのくせ、本塁打46と得点圏打率.223総得点256がリーグ最低。730安打に対する256点となる得点効率2、85は、見たことがない悪い数字となりました。中日の選手はデータのそこかしこから、何かに怯えるようにプレーしている感じがします。今どき、スパルタ式は流行らないんだなぁ。