昨日も慶大ラグビー部の山中湖合宿最終日を見学してまいりました。
その昔、グラウンドに芝なんか植えられていませんでしたが、今はしっかりと整備されていて、今昔の感があります。
用具も整っているし、OBやファンからの差し入れも山ほど来るらしい。
何より驚くのは、練習ユニフォームが統一されていてキレいなこと。一体、何着用意されているんでしょう。昔のラガーマンは、雑巾みたいに汚れたやつを思い思いに着てましたから、紅白試合ではゼッケンの色で区別する感じでした。豊かになったものです。
他大学と比べると、慶大は高校のトッププレーヤーの入部が少ないことは否めません。その分を猛練習でカバーするわけですが、残念ながらもともとのタッパが足りない。どうしても、身長と体重で見劣りしてしまうのが、例年の課題となっています。
そこで、栄養改善とウエイトトレーニングによって、肉体改造を図るので、上半身がヘラクレスみたいな体躯のプレーヤーが数多くいます。
おそらく、室内での練習は、専門のジム並みに器具を揃えて、かなりの時間を割いているものと予想されます。
反面で、下半身が貧弱な選手が目立ちます。走り込みなんて、あまりやっていないんだろうな。そんな気がしました。
イヤだもんね、ひたすら走り続けるのって。だけど、そこのところが最大の問題であるように思います。古いって言われそうだけど。