学校の授業が簡単すぎてつまらないという子どもののことを『浮きこぼれ』と呼ぶんだそうです。
落ちこぼれとは真逆の存在となりますが、結構な割合でいるらしい。
なるほどねぇ。時速50キロの道路で40キロしか出さない人がいれば、60キロで走りたい人もいます。
小4の担任の日高絹子先生は、体育の授業のとき、女子相手は物足りないので男子とポートボールをやってました。女子には嫌われてたけど。
能力の高い生徒は、簡単な授業がバカバカしくて、不登校になってしまうこともあるんだとか。
学校現場では、その理解が進んでいないことから、先生に「授業中ボーっとしている」「集団行動が苦手」などを指摘され、親も「自分の教育が悪いのかもしれない」と思い悩んでしまうこともあるといいます。
浮きこぼれねぇ。
そういえば、私の父親は、ショートステイで行われる手遊びや絵手紙にしらけきって、通所拒否となってました。能力じゃなくて性格の問題。
世の中が多様性を求めると、キリがなくなるのではあります。