都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、プロ野球ネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

懐かしの漫画私的ベスト10③

第8位 スポーツマン金太郎(寺田ヒロオ

昔の少年漫画は、等身大の子供が主役でした。登場人物に自分を映す。

だから、『鉄人28号』(横山光輝)の金田正太郎は、拳銃を撃ちまくっていたし、『もーれつア太郎』(赤塚不二夫)は子供ながら八百屋の経営者です。漫画は不可能を可能にするのであります。『巨人の星』(川崎のぼる)の花形満は高校生でもスポーツカーを乗り回していました。

金太郎の場合も学校に通わず、いきなりプロ野球のマウンドに。しかも、相棒のキャッチャーはクマです。夢があるねぇ。

ライバルは大洋ホエールズの桃太郎と阪神タイガースのターザンでした。もう、なんでもあり。

かと思いきや、他の登場人物はすべて実名です。川上監督だし、長嶋茂雄だし、王貞治広岡達朗も。セリフもあるので、実写版みたいになってました。ギャラは生じてなかったのでありましょう。

ジャイアンツに乗っかれば、何だって視聴率を稼げました。加えてのおとぎ話連合。完璧です。

 

今だったらどうなんでしょうね。肖像権の問題がありますから。『あぶさん』や『ドカベン』の水島新司だけは、特別扱いされたようですけど。

うーん、野球漫画の衰退は、この辺にあるように思います。

アパッチ野球軍』(梅本さちお)や『アストロ球団』(中島徳博)は、野球漫画とは思えなかったもんなぁ。

(つづく)