アフラックのCMには、飽きられることがないように、次々と大物が出演しています。
櫻井翔から始まって、西島秀俊、徳光和夫、渡辺直美、松岡茉優、長嶋一茂、笑福亭鶴瓶、中村倫也、夏帆、佐々木蔵之介、吉田羊、杉本哲太、鈴木浩介、奥貫薫、加藤諒、木村多江、吉沢亮、野村周平、仲里依紗、岡村孝子、北村総一朗、小野武彦、斎藤暁、橋本環奈、宮崎あおい、有吉弘行、本田翼、ダチョウ倶楽部、仲里依紗、ヒロミ、松本伊代、梅沢富美男、又吉直樹(ピース)、矢吹春奈、つんく♂、南果歩、斎藤司(トレンディエンジェル)、渡辺直美、吉村崇(平成ノブシコブシ)、濱田岳、濱田マリ、原口文仁(阪神タイガース)、小木博明(おぎやはぎ)、海老一染之助、劇団ひとり、松坂慶子、鳥越俊太郎、乙葉、高橋英樹、矢田亜希子、堤真一、宮迫博之(雨上がり決死隊)、小池栄子…
どんだけ〜?
こうなって来ると、むしろ出演していない方が恥ずかしいくらい。
広告不況を嘲笑うようにテレビCMへの出稿を重ねており、キャラクターのアヒルと共に、すっかり社名が浸透しました。
全国各地へ展開するショップ型店舗にとって、ありがたい援護射撃となっていることでしょう。
がん保険のパイオニアとして、契約者数の業界ナンバーワンとなったアフラックの次なる戦略は、たくさん抱えた既契約の見直しです。
そのための圧倒的なテレビCMと顧客情報を元にしたアソシエイツと呼ぶ代理店に対しての積極的な働きかけです。今の契約内容では充分でないので、保障の付け足しや追加契約を勧めろと。
しかしながら、生保の代理店は社員じゃないので、他社生保の代理店であるケースも少なくありません。
ここのところが微妙でありまして…
最近、T-Verのネット広告で、生保が「がん保障」の案内をしているものが目立つようになってきました。
ネット広告は、飛ばし見ができないので、じっくりと見せられてしまいます。これが2分ぐらいあって、しかも繰り返しがあることで、説得するのにちょうど良い。がん保険はインターネット広告と相性がいいんです。
そして、お客の側からすると、増築した建物よりも新築の方がスッキリと良く見えたりします。だから、複数のアフラック契約を持っていると、「一つを止めて別会社のやつに一本新規で入りませんか?アフラックの保険は解約返戻金がありますから、一時金も手に入りますよ」なんてニコニコしながら囁きます。新規契約に対しては、歩合の手数料がガッポリ入るので、一時金を得るのは代理店のほう。お客は、跳ね上がった保険料を負担する朝三暮四みたいな話です。
アフラックの古くからの契約は、予定利率が高かったり、お客に有利な家族契約なんかがあって、続けた方が得な場合が多い。代理店は言いませんけどね、そんなこと。
がん保険は、自動車保険に似ていて、支払いを受けないことが一番幸せなんです。だから、通院だとか高度先進医療だとか何度でも診断給付金が受けられるだなどと、支払われることが前提の話に惑わされない方がいいってこと、わかるかな?
大事なのは無制限の入院保障。それ以外が心配ならば、貯金した方がいい。そう思います。お守り代わりの保障はそのまま続けましょう。