都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

謹賀新年

『頭の体操』の著者・多湖輝によれば、脳を鍛えるのに最も良い方法は引越しすることだと言います。新しい環境に慣れるための緊張感により、マンネリから逃れるからだそうで、何度も結婚する人と同じような意味があります。ちょっと違うけど。
引越しの日本記録は、葛飾北斎の93回だそうです。私の場合、京都市で産まれて以降、堺→江波(広島)→比治山→鵜の木→つつじヶ丘→上大岡→乃木坂→屏風ヶ浦→徳山→聖蹟桜ヶ丘芦花公園→多摩センター→世田谷→関内→下関→福川(周南)→山中湖→沼津→上大岡の20回で、全く届きそうもありません。
『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』(麻布競馬場著)は、田舎の人間が都会に出て、何にでも偏差値を付ける習慣があるため、勝手に挫折してしまう鬱屈した小説ですが、私の場合、その逆バージョンでした。他人に無関心な都会の生活に慣れてしまうと、興味がないフリをしながらどんどん入り込んでくる田舎のスタイルに驚かされます。都会生活は楽だ、他人と比べなければ。改めてそう思います。
てな訳で、引越しはこれで終わりにします。山中湖との二拠点生活は続けます。お騒がせいたしました。
 
さて、大本営発表が信じられない私は、頑なにワクチン投与を拒み続けています。
隠れキリシタンって、こんな感じだったんだろうなと想像する2023年の幕開けです。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。