都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

癸卯(みずのとう)

今年の干支(えと)は「兎(うさぎ)」だと言う人がいますが、これは十二支と干支を混同した誤りです。

十二支とは、「ネーウシトラ…」と続くやつのことで、十干とは、「甲乙丙…」で始まるものの数え方の順番のこと。この後、「丁(てい:ひのと)戊(ぼ:つちのえ)己(き:つちのと)庚(こう:かのえ)辛(しん:かのと)壬(じん:みずのえ)癸(き:みずのと)」と十番目まで続きます。

十二支と十干を組み合わせた年の表現方法が「干支(えと)」です。
2023年の干支は、「癸(みずのと)」と「卯(う)」を組み合わせて「癸卯(みずのとう)」となります。

 

易学的には「癸」が持つ10番目が、物事の終わりと始まりを意味するほか、「揆(はかる)」という文字の一部であることから「種子が計ることができるほどの大きさになり、春の間近でつぼみが花開く直前である」という解釈になります。「卯」はもともと「茂」という字が由来といわれ「春の訪れを感じる」という意味。また「卯」という字の形が「門が開いている様子」を連想させることから「冬の門が開き、飛び出る」という意味があると言われています。この2つの組み合わせである癸卯には「これまでの努力が花開き、実り始めること」といった縁起のよさを表しているんだそうで、何か新しいことを始めるのに縁起が良さそうです。

占いは、いいことだけど信じるようにしています。

今年は何か新しいことを始めてみましょう。