医療ノンフィクションと聞いて、それはかったるいと思ったものの、映画ウォッチャーの評価ポイントが星四つを超えていたので、ちょっと騙されてみるかとチャンネルを合わせました。NHKBSのやつです。『レナードの朝』(1990年)。
レボドパという薬の有効性を発見し、嗜眠性脳炎の患者に投薬した主人公を描いたドキュメンタリーで、パーキンソン患者を演じたロバート・デ・ニーロが話題になった作品です。
病院の舞台からほとんど動くことがなく、静かに交わされる会話劇なんだけど、どうしてどうして心が揺さぶられました。ひとえに患者に寄り添った医師の純情が、感情移入させられるんだと思います。
これは、教材に取り入れたい名作です。早速DVD購入を決めました。