各球団の外国人選手(育成選手を除く)の年俸を比較してみました(○は新入団、△は移籍)。
【オリックス】 ○ゴンザレス 34歳 18,000万円
ワゲスパック 29歳 13,000万円
○コットン 31歳 9,000万円
○シュウィンデル 30歳 9,000万円
【ソフトバンク】△オスナ 28歳 65,000万円
ガルビス 33歳 35,000万円
モイネロ 27歳 30,000万円
○アストゥディーヨ 31歳 18,000万円
△ガンケル 31歳 16,000万円
スチュワート 23歳 11,000万円
○ホーキンス 29歳 6,750万円
【西武】 エンス 31歳 17,000万円
○ティノコ 27歳 10,000万円
○マキノン 28歳 9,000万円
○ペイトン 31歳 8,000万円
ボー・タカハシ 26歳 3,500万円
【楽天】 ○バニュエロス 32歳 10,000万円
宋家豪 30歳 10,000万円
○フランコ 30歳 10,000万円
○ギッテンス 29歳 10,000万円
【ロッテ】 △ポランコ 31歳 18,000万円
○ペルドモ 29歳 10,000万円
△メルセデス 29歳 8,000万円
○カスティーヨ 28歳 8,000万円
アルカンタラ 31歳 13,000万円
ロドリゲス 31歳 12,000万円
メネズ 27歳 9,000万円
△マルティネス 26歳 8,000万円
ガント 30歳 5,000万円
【ヤクルト】 サンタナ 30歳 27,000万円
サイスニード 30歳 19,500万円
オスナ 30歳 15,400万円
○ケラ 29歳 14,000万円
○ピーターズ 30歳 10,500万円
○エスピナル 31歳 9,100万円
【DeNA】 ○バウアー 32歳 40,500万円
ソト 34歳 27,000万円
オースティン 31歳 20,000万円
エスコバー 30歳 20,000万円
○ガゼルマン 29歳 12,000万円
○ウェンデルケン 30歳 12,000万円
○アンバギー 28歳 3,500万円
【阪神】 K・ケラー 29歳 18,200万円
○ノイジー 28歳 17,940万円
○ビーズリー 27歳 11,200万円
○B・ケラー 28歳 8,400万円
○ミエセス 27歳 7,000万円
【巨人】 ○ビーディ 29歳 16,000万円
○ブリンソン 28歳 13,000万円
○ロペス 30歳 11,000万円
ウォーカー 31歳 10,000万円
○グリフィン 27歳 10,000万円
○メンデス 28歳 4,000万円
【広島】 マクブルーム 30歳 19,000万円
ターリー 33歳 12,000万円
アンダーソン 29歳 7,700万円
○デビッドソン 32歳 7,700万円
コルニエル 27歳 2,500万円
【中日】 ビシエド 34歳 35,000万円
マルティネス 26歳 20,000万円
ロドリゲス 26歳 20,000万円
○アキーノ 28歳 16,800万円
○カリステ 31歳 3,000万円
その昔、金満球団と言えば、巨人と阪神でした。FA制度は両チームのために作られたと思われるほど、実績ある選手が流れて行きましたし、外国人選手もビッグネームを集めていました。しかしながら、今や外国人年俸総額では、6位と7位。ソフトバンク(総額181,750万円)の三分の一です。時代は変わりました。
このオフ、ソフトバンクの戦力補強は容赦なく行われました。ロッテからオスナ、日本ハムから近藤健介、阪神からガンケル、メジャー帰りの有原航平、DeNAから嶺井博季…。ただし、千賀滉大・松田宣浩・田中正義・デスパイネ・グラシアル・レイらもいなくなったので、一方的にプラスが増えたってことでもありません。
絶対的なエースが抜けた後、7〜8勝クラスの先発投手がいっぱいいるのが特徴的です。東浜巨・和田毅・有原航平・ガンケル・石川柊太・大関友久・杉山一樹・藤井皓哉・板東湧梧。今季はオスナの加入でモイネロと合わせて、後ろが鉄板なので、逆転される心配がありません。だから、ひたすら先取点を取ろうと序盤からでも動いていくでしょう。出塁率の神、近藤健介が有効に機能しそう。
打線もリーダーとなるような中心打者がいないものの、控え層が厚く、長いシーズンを乗り切る体制が万全です。
お金持ちは羨ましいと、ちょっぴり思いました。